【プロが選ぶ】クリスマスおもちゃ1位が決定 “昭和レトロなゲーム復活”に“2次元キャラに触れる”最新おもちゃ
見本市の企画『おもちゃ屋が選んだクリスマスおもちゃ2022』。玩具メーカー53社が自薦したクリスマス商戦向けのおもちゃ180点の中から、おもちゃを販売する全国の小売業と問屋、約1000人に「クリスマスに売れるおもちゃ」を投票してもらい、【ゲーム&パズル部門】や【バラエティ部門】など8部門で1位が決定します。
■あえて “進化していない“ 昭和に人気のおもちゃ復活
【ゲーム&パズル部門】で1位に輝いたのは、「アスレチックランドゲーム」。“銀の玉”をボタンを押しながら操作し、「グラグラ橋」や「ユラユラボード」など8つのアスレチックをクリアし、ゴールを目指すおもちゃです。
実はこのおもちゃ、1979年(昭和54年)に当時ブームだった“屋外アスレチック”に着想を得て開発したおもちゃが、令和になって復活したもの。
40年以上の年月を経てよみがえった“令和版”の特徴を担当者に聞くと…「逆に進化していません」と一言。「昭和レトロの雰囲気を今でも楽しんでいただきたいという思いから、あえて中身を変えませんでした。行動制限も解除されて、帰省して実家でおじいちゃん、おばあちゃんも一緒になってできるところが評価されています」と、世代を超えて楽しめるところが好評だということです。
■「デジタルとアナログの融合」液晶の中のキャラを“指で触れる”おもちゃ
【バラエティ部門】の1位は、「ぷにるんず ぷにぷらす」。キャラクターをお世話したり、ミニゲームしたりすることができる“液晶ゲーム”なのですが、最大の特徴は「液晶の中のキャラクターに触れる」ことです。
商品の右上部に穴があり、その中に“柔らかい素材のボタン”が内臓されています。そのため、穴に指を入れると“ぷにっ”とした感触が。すると、液晶画面の中にも“指”が現れ、まるでキャラクターを触っているような感覚が楽しめるおもちゃです。
■自分だけの“愛犬”に変身 トリマー体験できるおもちゃ
アクセサリーやクッキングなど“作る”に特化した【アーツ&クラフト部門】の1位は、「トリミングペットサロン」。トイプードルのぬいぐるみの毛を実際にカットして、子供に人気の職業“トリマー”が体験できるおもちゃです。
ぬいぐるみは、“ピンクトイプー”と“クリームトイプー”の2種類。頭からしっぽまで“全身ボサボサの毛”をブラッシングしてとかしたり、カットしたりして楽しめます。一度カットしてしまうと元には戻りませんが、“エクステ”や“アクセサリー”をつけてアレンジすることも可能。「“自分だけのオリジナル”ができるのが、楽しみの一つ。愛着をより持つことができます」と担当者が話しました。
ほかの部門の結果は以下の通りです。
【幼児・知育玩具部門】
1位 パウ・パトロール にほんご・えいご・クイズも!おしゃべりパウフェクトずかん
【教育玩具部門】
1位 すみっコぐらし Wi-Fiでつながる!みんなとつながる!すみっコパッド8インチ
【キャラクター玩具部門】
1位 変身ベルト DXデザイアドライバー
【ドール・ままごと部門】
1位 シルバニアファミリー 赤い屋根の大きなお家 -屋根裏はひみつのお部屋-
【のりもの・どうぶつ玩具部門】
1位 トミカ 変形出動!ビッグファイヤー&コマンドステーション