人気レースゲーム『F-ZERO』が33年を経て進化 配信初日から99人同時プレイに大盛り上がり
■『F-ZERO』とは?
本作は西暦2560年代の未来を舞台に、小惑星に建設されたサーキットを、磁力を利用した浮遊する反重力マシンでスピードを競うレースゲームです。
タイヤのないマシンは、コントロールが難しく、他のマシンとぶつかると簡単にスリップしてはじき飛ばされます。プレーヤーはボディ強度や、回復度などの性能が異なる4種類のマシンから選択。バランスが取れたマシンがいいのか、重量がありスリップしにくいマシンがいいのかなどを考えて、レースに臨みます。
■進化した『F-ZERO 99』
1990年に発売された『F-ZERO』は1人用のゲームでしたが、『F-ZERO 99』は大きく進化。インターネット通信を使って、99人が同時にレースを楽しめるようになっています。
15日現在は、『KNIGHT LEAGUE』と呼ばれるカテゴリーに、5つのコースが用意されています。サーキットには、マシンの行く手を妨げる数々のトラップが待ち受けており、磁場を乱れさせ減速させるゾーンや、スリップを誘発する特殊コーティングのゾーン、触れるとダメージを受けるレーザー型のガードレールなど、上位を目指すためには、巧みなハンドルさばきでトラップを回避しなければなりません。
今後は、9月末に追加コースの第1弾『QUEEN LEAGUE』、10月中旬に第2弾『KING LEAGUE』が無料で配信される予定で、全15コースが遊べるようになるそうです。
■配信初日から、世界中の人が夢中に
『F-ZERO 99』は、配信初日の日本時間15日の未明から、X(旧ツイッター)などのSNSで話題に。配信前から「早くダウンロードしたすぎて全力で待機してる!!」といったコメントに加えて、かつての『F-ZERO』のユーザーから「これは懐かし-! BGMも好きだったな~」「懐かしさとヤバさが混沌してるこの感情なに?」など、懐かしむコメントが次々に投稿されました。また、99人同時プレイについては「(マシンの混雑具合が)年末のUターンラッシュ」「99人のヤケクソ感好き」なと、様々な声が寄せられました。