鈴鹿央士、七夕の願い事は“サッカー観戦”
俳優の鈴鹿央士さん、秋田汐梨さん、佐藤友祐さん(lol-エルオーエル-)らが5日、都内で行われた映画『星空のむこうの国』(7月16日公開)の完成披露試写会イベントに浴衣姿で登場しました。
小中和哉監督が1986年に発表した長編映画を35年ぶりにセルフリメイクした本作。パラレルワールドを疾走する少年少女たちの爽やかな青春群像物語です。
主人公・森昭雄を演じた鈴鹿さんは今作が映画単独初主演。監督とどのような話をして撮影に臨まれたのか聞かれると「何度かリハーサルを重ねて、キャラクターを自由に作っていった。現場では自由にやらせていただきました」と撮影を振り返り「パラレルワールドで頭が混乱することはあったけど、そういうのを受け止めながら、作品の中で男としても成長することができました」と手応えを明かしました。
また昭雄の親友・尾崎誠を演じた佐藤さんは鈴鹿さんとの共演について聞かれると「会議室で稽古してた時にもめるシーンだったんですけど、僕は作品にたくさん出てきた人間ではないのでどういう風にスイッチ入れてるのかなと思って、50%くらいの勢いで『おい』ってやってたんですけど、最初央士くんはいつも通り『うん…』って感じなのに、役に入った瞬間『おい!』ってなって、すごいびっくりした」と鈴鹿さんの役に切り替わる早さに驚いたといいます。
それに対し鈴鹿さんは「いや…」と困惑気味に。「そこはうんって言うんだよ」と佐藤さんからフォローに「はい!はい!」と笑顔で言い直していました。
さらに七夕が近いということで願い事を発表するコーナーでは鈴鹿さんが“イギリスでサッカー観戦”と回答。すると佐藤さんからは「おい!主役!」とツッコミが。作品に関連する願い事ではなかったことに思わず恥ずかしがる鈴鹿さんでしたが、「大丈夫、大ヒットにつながっていると思うよ、そこには」という佐藤さんの再びのフォローに「実は大ヒットって書いてます!」とジョークで会場を笑わせました。
イベントの最後には「劇場に足を運ぶことも勇気がいるご時世なんですけど、こうして皆さんを前にして完成披露っていう会が開かれたことは幸せです。ありがとうございました」と明かしました。