ふなっしー 大好きな刀剣に触れ大興奮の嵐 3000万円のコレクションも公開

梨の妖精・ふなっしーが、3日放送の『バカリズムの大人のたしなみズム』(BS日テレ)に出演。自宅に約50振の刀剣をコレクションするほど魅了されているというふなっしーが、その魅力を紹介しました。
■ふなっしーが刀剣の聖地へ 「刀好きにとってはたまらない」
ふなっしーが、最初に訪れたのは、東京・千代田区にある日枝神社です。1590年に徳川家康が江戸城に入城して以来、鎮守の社としてあがめ敬われ、歴代将軍が参拝したとされています。
その敷地内(境内)には宝物殿があり、徳川将軍家にゆかりのある国宝や重要文化財などが展示され、一般公開もされています。今回の目的である刀剣は、31振もの数が収められており、ふなっしーは「刀好きにとってはたまらない聖なる地」だといいます。
刀剣の楽しみ方は形状だけではなく、刀身や刃に現れる模様など作者によって変わるデザインや細工も見どころ。思う存分見学をしたふなっしーは「素晴らしい宝剣の数々ですよ。こういうのを一期一会って言うのかな。嬉しいな」と思いをはせました。
■刀作りに挑戦 夢を叶える
続いてふなっしーの夢だったという刀作りを行うため、工房「平田鍛刀場」を訪れました。ここでは古来からの手法で玉鋼を作り、完成まで一貫して自分たちの手で刀を作り上げています。
まず体験したのは刀剣作りの下準備である炭切り。火力を均等にするためほぼ同じ大きさに切り分けなければなりません。ふなっしーは「 “炭切り3年” って言葉がありますよね」といい、やはり難しいようで炭が砕けてしまう結果に「刀匠にはなれない」と落胆。繰り返し試みるもうまくいかずにギブアップしました。
気を取り直し、次に行ったのは刀剣となる玉鋼をたたき、不純物を取り除くと共に粘りをもたらす “折り返し鍛錬” をさせてもらうことに。ふなっしーは「たたかせてもらえるんですか、ありがとうございます。夢でした」と大興奮。実はこの作業、弟子は最初見ていることしかできない工程だと言います。
大きな金づちを振り下ろし、全集中で挑むふなっしー。火花が散るなかテンポ良く叩いていくと「腕がつる」と大変そうな様子。終わってみると「腕力には自信がありましたけど全然でした」と振り返りました。そして最後に「本当に貴重な経験をありがとうございました。ますます刀の奥深さとか奥ゆかしさとか、そういう歴史もそのまま感じました」と感慨深げに夢を叶えました。
■刀剣は「買ったのではなくて預かっている」