「THE FIRST」現在6位ラン
「日本から世界で活躍するボーイズグループを作る」という思いから、ラッパーSKY-HIさん(AAA日高光啓)がスタートさせたオーディション『THE FIRST』。
参加者の募集から10か月が経ち、デビューメンバーの発表が迫った今、最終メンバーに名を連ねた10人を特別取材。それぞれが抱くオーディションへの思い、そして合格への意気込みを聞きました。
『THE FIRST』は、日本テレビ系列『スッキリ』や『Hulu』で現在放送中の人気コンテンツ。“参加者の成長や葛藤”“仲間との絆”などのドキュメンタリー要素が色濃く「誰が落ちても泣く」「オーディションにハマったコトなかったのに……」と、この“ザスト”沼にハマる人が続出しているオーディションです。
■ライバルへの対応に“心掴まれたファン”が急増した実力者
今回ご紹介するのはラン(古家蘭)さん。熊本県出身、2002年8月生まれの18歳です。幼少の頃からダンスを習い始め、これまでに様々なダンスコンテストで優勝を経験。歌唱は未経験ですが、2次審査では総合力が評価されトップ通過した実力者です。オーディション中であろうと、ライバルに手取り足取りダンスを教える姿が放送されると「心つかまれた」とファンが急増。人気と実力を兼ね備えたメンバーの一人です。
—ランさんが好きなアーティストは誰ですか?
「乃木坂46さんです。中学2年生の時に受験勉強ばかりしていた時、ふと流れてきた乃木坂46さんの曲に元気をもらい、それから辛い時や元気をもらいたい時に聞くようになりました。そしてライブに行った時、パフォーマンス中のお客さんの反応などを見ていて自分もその立場になりたいと思えた瞬間がありました」
—ランさんが大切にしているモノはなんですか?
「親からもらったネックレスです。このオーディションが始まる前にもらった、お守りとしても身につけているネックレスです。これもまた、自分に自信がなくなりそうな時や、不安な時にこれを見て頑張っています」
■SKY-HI、仲間と接して見つかった“自分らしさ”
—アーティストを目指したキッカケを教えてください。
「色々なアーティストのライブを見ていて楽しさや元気をもらうことが多くありました。自分も大きいステージでパフォーマンスしてみたい、自分が楽しさや元気を与える側になりたいと思ったことがキッカケです。そんな中でこのオーディションを見つけ、SKY-HIさんの思いに共感できたので受けることを決意しました」
—オーディション参加当時と今の違いはありますか?
「痩せました(笑)。オーディションに参加し始めてから見た目や体調なども気を遣い始めて、その成果が最近出てきたかなと感じています。スキルに関しては自分が出したい声が出せるようになってきました。腹式呼吸や表情の使い方などを習ってから自然と出てくるようになりました。感情の幅や自分の心のコントロールがうまくできるようになりました。参加者との関わりやSKY-HIさんとの会話で自分とはなにかが見つかってきている気がします」
—オーディションに参加して「嬉しかったこと」「悲しかったこと」はありますか?
「1か月合宿の時より、自分の歌声や表現の仕方、ダンスのしなやかさが上達していてトレーナーの先生や日高さんにほめていただけたことが嬉しかったです。オーディションを通して、仲間との別れや大切さを、身をもって学ぶことができたし、残っている人も落ちてしまった人も含めて、最高の参加者に出会えたことは嬉しいことです」
—参加者の中で意識してしまう人や印象に残っているメンバーはいますか?
「1人目はソウタくんですね。ダンスのオリジナリティー、スキルの高さにラップでもうまくなってきていて、成長スピードも早く、良きライバルであり、一緒にいて欲しい人だと思います。2人目はマナトさんです。最初はおとなしい性格だと思っていたんですけど、仲間になるとめちゃくちゃ面白くて、波長の合いやすい人だと思います。最後はレオくんです。どんな悩みも聞いてくれて、お兄ちゃん的な存在です。とても頼っています」
■“自分だけが持っている個性”を出し合格へと突き進む
—ランさんはどのようなアーティストを目指していますか?
「長年やってきたダンスはとても自信があり、スキルも人一倍抜きん出ていると思っています。表情や顔の角度など、もっと魅せる意識を高めて自分を最大に表現でき、色々な変化を持つ表現者になりたいです」
—合格への意気込みを教えて下さい。
「今まで努力してきたものを信じ、自分がもっている自分だけの個性を最大限に出して“ONE and Only”な存在になってデビューしたいです!!頑張ります!」
写真:現在6位 ランさん(C)BMSG