「THE FIRST」現在5位リョウキ
「日本から世界で活躍するボーイズグループを作る」という思いから、ラッパーSKY-HIさん(AAA日高光啓)がスタートさせたオーディション『THE FIRST』。
参加者の募集から10か月が経ち、デビューメンバーの発表が迫った今、最終メンバーに名を連ねた10人を特別取材。それぞれが抱くオーディションへの思い、そして合格への意気込みを聞きました。
『THE FIRST』は、日本テレビ系列『スッキリ』や『Hulu』で現在放送中の人気コンテンツ。“参加者の成長や葛藤”“仲間との絆”などのドキュメンタリー要素が色濃く「誰が落ちても泣く」「オーディションにハマったコトなかったのに?」と、この“ザスト”沼にハマる人が続出しているオーディションです。
■SKY-HIから絶賛された“個性と才能”を持つ俳優
今回ご紹介するのはリョウキ(三山凌輝)さん。愛知県出身、1999年4月生まれの22歳です。端正な顔立ちでオーディション前から2.5次元俳優としても活動していたリョウキさん。歌や踊りが特徴的で当初は不安視されていましたが、オーディションが進むにつれメキメキと上達。「個性であって特徴であって才能である」とSKY-HIさんからも絶賛されています。さらに課題曲「Move On」ではその個性を最大限に生かして唯一無二の歌声を発揮しました。
—影響を受けたアーティスト、人生において大事な曲はありますか?
「韓国のアイドルグループNCTです。K-POPの中でも独特な存在感があり、音楽もEDMとHIPHOPを融合させた曲調が多く、ダンスの流行りなどもいち早く取り入れていて、とても刺激を受けています。人生において大事な曲はKis-My-Ft2さんの「We never give up!」です。小中学生の頃にこの曲を聴いて、夢を見ることや目標を掲げる素晴らしさとキラキラを感じて、そこから自分もマネしてダンスしたり歌ったりするようになりました」
—リョウキさんが大切にしている時間はありますか?
「ペットと過ごす時間が大切です。大切な命、小さい命と触れ合うことで自分の悩みも気持ちが和んで心が豊かになります。あとは一人でドライブ。考え事をする時、気持ちを晴れやかにしたい時にします」
■“自分を魅せる”から“相手に届ける”パフォーマンスへ
—オーディションに参加した理由を教えてください。
「もともと俳優として活動をしてきましたが、それ以前から歌とダンス「音楽」が大好きだったので表現者として、体を使って世界を目指したいと決意したので、このオーディションに参加しました」
—オーディション参加後に“成長した”と感じたことはありますか?
「パフォーマンスの面では“自分を魅せるパフォーマンス”から“相手に届けるパフォーマンス”をできるようになりました。歌い方の幅も広がり、優しい歌を歌えるようにもなったし、ダンスも存在感だけではなく、繊細さを表現できるようになりました。グループとして行動することが増えたため視野も広がったし、メンバー同士で何かを共有する大切さを感じました」
—オーディションで印象的な出来事を教えてください。
「特に合宿最初のクリエティブ審査ではメンバー同士がうまくいかず、人生で初めて人と根本的にぶつかってしまい、その後メンバーがすぐ去っていってしまったことはもう少し時間が欲しかったなと悲しい気持ちになりました。審査ごとに自分のパフォーマンスが変わっていること、成長していることは自分でも感じていて、順位も少しずつ上がってきていることが嬉しいです。この15人に出会うことができて音楽として刺激を受けていることが幸せです」
—メンバーの中で特に意識している人はいますか?
「正直全員です。今いるメンバーは本当にそれぞれが別ベクトルで個性をもっているのでグループでパフォーマンスをする時に感じることがとても多いです」
■オーディションを通して成長 「最高のものを届けて合格したい」
—リョウキさんは、どのようなアーティストを目指していますか?
「いい意味でも時には悪い時も目立ってしまうと思っているので、パフォーマンスをグループでする時に、より繊細さを出せるように生かしていけるように努力しています。その自分のエネルギーを、伝えたいことを、まっすぐ愛いっぱいでパフォーマンスをできるアーティストになります」
—合格への意気込みを教えて下さい。
「最終審査まで残ったメンバーたちとこのオーディションを通して最高の関係を築き上げてきたし、自分もたくさん成長することができているので、グループとして最後の審査では最高のものを届けて合格したいと思っています」
写真:現在5位 リョウキさん(C)BMSG