加山雄三が“バーチャル若大将”と対面
歌手の加山雄三さんが22日、日本テレビ系『24時間テレビ44』に出演し、“バーチャル若大将”と対面しました。
加山さんは昨年8月、小脳出血を起こして救急搬送され、活動を一時休止。懸命のリハビリで今年4月に歌手活動を再開できるまで復活を遂げましたが、病と闘う中で考えたのが、最新のAI技術で自分の声や歌声を後世に残す“バーチャル若大将”という取り組みでした。その内容は番組で「病から復活…加山雄三の挑戦!AI技術で“バーチャル若大将”」として放送されました。
加山さんの話し声のほか、44曲の楽曲の読み込み、息の吸い方、抑揚などをAIに学習させ、加山さんのビジュアルや歌唱中の動きなどもCGで再現。こうして誕生した“バーチャル若大将”はこの日、両国・国技館のステージで湘南乃風と共演し、『純恋歌』を披露しました。
その様子を見守った加山さんは、「びっくり仰天だ」と“バーチャル若大将”の印象を告白。“バーチャル若大将”から「今度は本物の番だってよ」と促される形で、加山さんは湘南乃風やKing & Princeと「若大将メドレー」として『君といつまでも』『海 その愛』を歌唱し、「これからも歌える限り一生懸命歌います」と力強く語りました。