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石原さとみ、出産後初の映画で「今までの自分を消す」 髪を傷めるためボディーソープで洗髪

2024年4月16日 23:25
石原さとみ、出産後初の映画で「今までの自分を消す」 髪を傷めるためボディーソープで洗髪
完成披露試写会に登場した石原さとみさん
俳優の石原さとみさん(37)が16日、主演映画『ミッシング』(5月17日公開)の完成披露試写会に共演者たちと登場。石原さんが毎日取り組んだという役作りを明かしました。

映画は、マスメディアやSNSなどに振り回される現代を舞台に、ある事件がきっかけで崩壊する家族と社会の闇を描いた作品。石原さんは、娘が行方不明になったことから情報の荒波に巻き込まれていく母親・沙織里を演じます。

石原さんは2022年に第1子を出産し、芝居に臨んだのは1年9か月ぶりとなります。イベント冒頭、「みなさん、今日はお集まりいただき…」と挨拶を始めるも、いきなり涙声に。自ら「早い!」とツッコみつつ、声を震わせながら「私の夢がかなった作品です。お届けできることが本当にうれしいです」と客席に呼びかけました。

役作りについて石原さんは、「監督とお話ししながら、今までの自分を消す方法だったり、(演じる)沙織里像をつくっていく方法で、髪の毛だったり、肌荒れだったり、爪の汚さ、体のゆるさ、いろんな部分で自分のことがなりふり構わない状態というものをつくりあげるのを頑張りました」と振り返りました。

“なりふり構わない状態”に見せるため、実践したことがあるそうで「監督と一緒に美容院に行きまして、美容師さんに『一番髪の毛を傷ませる方法はどうすればいいですか?』って。髪の毛を染めたまだらな状態をボディーソープで洗うとどんどん傷んでいくよっていうのをアドバイスいただいて、そこから毎日洗っていったら、すごく傷みました。おすすめです」と、苦労を語りました。