市川海老蔵 西野亮廣と初タッグ組む
歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(43)が、来年1月に新作歌舞伎『プペル〜天明の護美人間〜』を上演することが新橋演舞場から発表されました。
今回上演されるのは、キングコング・西野亮廣さんのベストセラー絵本『えんとつ町のプペル』をもとに創られる新作歌舞伎。累計発行部数70万部を突破し映画化もされています。
今回、原作・脚本、空間・美術演出を勤める西野さんは『海老蔵さんから今回の企画の相談をいただいた時に、「これ以上の適役はない」と思いました。主人公達の物語と、海老蔵親子が背負った物語は、あまりにも重なる部分が多すぎて、脚本を書きながら、ウッカリ涙しました」とコメントしています。
主人公のプペル役は海老蔵さんが勤め、玄(絵本ではルビッチ)役を市川ぼたんさんと堀越勸玄くんが交互出演します。また物語の鍵を握る玄の父親・熊八役も海老蔵さんが勤め、ぼたんさんと勸玄君と舞台で共演します。
新作歌舞伎に挑む海老蔵さんは『西野さんとはご縁があり、「現代の世では難しくなりつつある、信念と共に諦めない想いを歌舞伎として描きたい」と熱望させて頂きました。この作品によって、皆様に少しでも前向きな思いや勇気づけられましたら嬉しく思います。 また、ぼたんと勸玄が交互出演という形で出演させていただきます。親としては大役に心配ではありますが、今この瞬間の二人にしか描けない表現もあるかと思いますので、公演に向けての稽古に励んでいってほしいと思います」とコメントしています。