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森雪之丞、作詞家生活48年 自信作はドラゴンボールの『CHA-LA HEAD-CHA-LA』

2024年1月26日 21:55
森雪之丞、作詞家生活48年 自信作はドラゴンボールの『CHA-LA HEAD-CHA-LA』
森雪之丞さん
作詞・作曲家の森雪之丞さんが25日、自身70歳の誕生日である1月14日に発売した自選詩集『感情の配線』発売記念イベントに登場。手掛けてきた名曲たちの中から、自信作を明かしました。

これまでに2700曲以上のポップスやアニメソングで、数々のヒット曲を生みだしてきた森さん。90年代以降は、布袋寅泰さんや、hideさん、氷室京介さんといったロックアーティストからの支持に応えるほか、近年では舞台やミュージカルなどの楽曲も手掛けるなど、幅広いジャンルで活躍しています。

今回発売した自選詩集には、自身がこれまでに発売した詩集から厳選された言葉が収録されています。

■作詞・作曲家生活48年 自信作は…

イベントで、自分にとって一番印象に残っている自信作を聞かれた森さん。作詞家生活48年を振り返って、「ドラゴンボールZの“CHA-LA HEAD-CHA-LA”は、僕だから、あんなちょっととんでもないものが書けたかなと思います」と回答。その理由に「歌詞の英語的な日本語をどのようにロックのリズムに乗せるのかっていう自分の中のテーマがあったので、悟空のイメージである破天荒なものを描けたんじゃないかと思います」と明かしました。

また、布袋寅泰さんの楽曲『POISON』や『バンビーナ』も、「今、若い人も聞いてくれたりしているので僕にとっての自信作」と語りました。

さらに、アーティスト名で挙げたのは、“シブがき隊”。「当時のアイドル用語辞典には絶対載っていないであろう“ジタバタするな”とか“世紀末が来るぜ”とかをアイドルに歌ってもらうことを意図的に心がけたので、それも“雪之丞”という変わった名前をつけてしまった自分に課した一つの使命として、自分としては意味があった」と思いを語りました。