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SHOCK EYE「心理学」を学んだワケ

2021年11月6日 19:47
SHOCK EYE「心理学」を学んだワケ

約3年ぶりとなる全国ツアーを行っている4人組ボーカルグループ・湘南乃風。新型コロナウイルスの影響で度々延期になり、ようやく実現したライブ『風伝説TOUR 2020 四方戦風 〜ぶっ飛べ クソアツい 粋な祭り 頂け一番〜』(〜11月13日予定)をさまざまな思いで進めてきました。

今回メンバーのSHOCK EYEさんにインタビューし、コロナ禍での私生活での変化や、さまざまな制限がある中での全国ツアーへの思いなどを聞きました。さらに、子育てをする中での出来事も明かしてくれました。


——コロナ禍で新しく始めたことはありますか

「いっぱいありますね。本、書かせてもらったりとか、自分のコミュニティーを作ったりとか、カメラを始めたりとか。煮詰まった時はちょっと1人で神社行ったりしていました」

——行ってよかった場所はありますか

「1番は“富士山”。1人湖畔で、富士五湖のその時に雰囲気で決めて三脚立てて、その静かな時間と、夕日の瞬間をとらえるために数時間使ってそこの場所にいる、ぜいたくな時間じゃないですか」


■私生活では子育て…コロナ禍で“ベッドがなくなった”ことのメリット

私生活では、子育てにも奮闘しているSHOCK EYEさん。家にいる時間が長くなり、さまざまなものを“片付けた”といいます。

「意外と多くていらないもの。ベッドがなくなりましたまず。気になったんですよね、家にいる時間多くなったので、子どもはまだ育ち盛りで、なるべく部屋のスペースを有効利用したいなということからですけど。ダブルベッド2つあったんですよ。4人で寝てたんですけど、下が掃除大変だしそれを全部とっぱらって、4つ分のマットレスを購入して、そうすると使わない時は押し入れにしまっておいて、そのスペース使えるじゃないですか。寝る時になったら(マットレスを)敷くと、子どもたちが飛び込むみたいなことも、ちょっと修学旅行感あっていいし、寝るっていうスイッチが入る、これメリハリがついていいなと」

さらに、読書をしていて「心理学」の本から学んだことがあったといいます。SHOCK EYEさんといえば、“写真を携帯電話の待ち受けにすると運気があがる”という口コミが広がり“歩くパワースポット”だと話題にもなりましたが…

「『(自分が)“歩くパワースポット”だから悩みに答えてくれそう』って思ってくださっているのか、ある時からすごく(相談が)くるんで、結構答えてるんですね。その時にちゃんと感覚でしゃべるだけじゃなくて、裏付けをもった方が相手も安心するだろうし、自分も簡単に感覚でその人の人生を振り回したくないっていう気持ちがあって。それで結構本を読んでいたら『意外と自分が実践していたことがあってたんだ』とか、その答え合わせが面白くて」


■延期を経て全国ツアー実現も…「初日がく然としちゃって」こぼれた本音

新型コロナウイルスの影響で、これまでのように音楽活動ができない中、湘南乃風は3DCGライブを行うなどオンラインでも思いを届けてきました。

——延期を経て、ようやく実現できた全国ツアーへの思いはいかがですか

「ライブ行って初日がく然としちゃって。新しい環境でのライブ、みんなマスクして、席は全部隙間が空いていて、(観客は)声も出せない。自分たちが条件反射のようにやっていたコール&レスポンスもできない。来られなかった人は(ライブに)行っている人をうらやんだり、ずるいとか、なんでこの時期にやるの?とか。いろんな思いを僕は結構受け止めちゃう方で、それがツアーの最初苦しくて。でもとにかく目の前のこと、音楽を一生懸命やろうということと、一緒に苦しいステージに立ってる仲間がいるっていうこと、この状態の中で一生懸命やっているっていうのは、頼もしさであり、そこのありがたさっていうのは一番感じたツアーかもしれないですね」