渡辺徹&榊原郁恵35年目『いい夫婦』受賞
俳優の渡辺徹さん(60)とタレントの榊原郁恵さん(62)夫妻が、『いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー 2021』に選ばれました。
2人は9日、都内で行われた表彰式に出席。渡辺さんは「いい夫婦=いいダンナとは限りませんので、いろんな迷惑をかけながらここまで歩んできたんですけど、本当に女房のおかげ」と榊原さんに感謝しました。
榊原さんは左手薬指の指輪に目をやり「お仕事の時には指輪をしない人間なんですが、やはり記念にと思って最初は結婚指輪をしてこようとしたんですけど、見事に入らなかったんです」と告白。続けて「5年目の記念に主人からもらった指輪がどうにか入った。これ、5年目の時にはめたらブカブカで、(サイズを)間違えたんじゃない?って感じだったんですけど、この機会に(指輪をはめることが)できてうれしかったです」と喜びを語りました。
「お互いにひかれたところは?」という質問では、渡辺さんが答えようと口を開き始めたところで、榊原さんが「ないですか?」とツッコミを入れるなど2人は絶妙のやりとりを披露。渡辺さんは「好きとか嫌いじゃなく、いないと困るっていう存在になっています」と、その大切さを表現しました。
榊原さんは同じ質問に「友達を作るのが上手(なところ)」と返答。そんな渡辺さんと結婚して驚いたことを「意外にインドア(派)なんでビックリしたんです」と明かし、「日曜日になると将棋の番組をじーっと見ている人なんですよ。私が“ねえねえ、どこかに行こうよ”って言うと、“お前といると疲れる”って言われてショックだった」とグチをこぼし始めたところで、渡辺さんが「“どこにひかれたか”を今、言うところだから」と軌道修正して笑わせました。
1987年に結婚した2人は、今年で結婚生活35年目を迎えました。時には夫婦ゲンカをすることもあるようですが、渡辺さんは榊原さんの切り替えの速さに助けられている様子。「ケンカってのは真剣にやりますから。でも、翌日になると何もなかったようにケロッと“はい、朝ご飯よ”みたいなスイッチが入る。それも“この人で良かったな”って思うところですね」と、しみじみ語りました。