RED RICE 目指すは「競技ゴルフ」
『純恋歌』などのヒット曲で知られる4人組ボーカルグループ・湘南乃風。メンバーのRED RICEさんにインタビューし、さまざまな制限がある中での全国ツアーへの思いや、コロナ禍でのチャレンジなどについて聞きました。
「出口の見えないトンネルみたいなところに入ってしまって、活動的にもメンバーの中でいろいろ不安定な時期ではあったし、さらに大きな壁がふりかかってきて、どうしていいかわからないって感じで過ごしていましたね。自分のソロ曲を作ったりとか、やみくもに制作して、ライブができない時間をうめていかないと、結構不安で」
■第2子が誕生「家族とも向き合えて、子どもの成長も見られた」
思うように音楽活動ができないなか、プライベートでは今年、第2子が誕生。さらに、家でできることを考えて新たな試みもありました。
「この2年ぐらい家族とも向き合えて子どもの成長も見られたから、そういう意味では良かったなと。そんな中で、俺も家にいてできることも考えて、パソコンとかすごい苦手なんですけど、編集ソフトさわってみて、自分で編集して、自分でYouTubeのチャンネル作ってみようとか、今まで発想の動かなかったところに着手して、そういう日々を過ごしました」
「今一度ここで自分が好きなもの、得意なものを考える時間になったというか。自分はゴルフがとても好きなので。好きなら好きなことをつきつめて、それがお仕事になるような時代になってきているなと、YouTubeとか見ていて。今、僕、ハンデ(ハンディキャップ)10とか11ぐらいなんですけど、これを5以下にして、公式競技とか出て競技ゴルフなんかもやりたい。日本の選手も世界で活躍してるので、新しく始めた人たちにも(YouTubeなどで)ルールを教えてあげたりとか、楽しさを伝えて、みんなが入りやすい環境も作っていけたらいいなと」
■コロナ禍で「大きな試練がきた分だけ強くなれているような…」
湘南乃風は、新型コロナウイルスの影響で度々延期になり、ようやく実現したライブ『風伝説 TOUR 2020 四方戦風 ~ぶっ飛べ クソアツい 粋な祭り 頂け一番~』(~11月13日予定)をさまざまな思いで進めてきました。今後の活動についてRED RICEさんは…
「まずは20周年、そこを成功させたいっていうのが大きな目標で。耐えた分だけ大きな試練がきた分だけ俺ら強くなれているような気もするし、若旦那も言ってたんですけど『俺たち試練があってつらい時ほど、湘南乃風らしくなれるし強くなれるし、俺はこれが好きだ』って言ってて。10周年とか成功して、それなりに自分らもうまくいっている時期があって、そこでぬるま湯につかってしまったというか、本来の自分らの姿を失いかけてた時に、世の中的にも、いろんな大きな壁があったことが、今ではプラスに作用していくんじゃないかなとちょっと思えるようになってきました。絶対20周年は最高のみんなの笑顔が見られると信じてます」