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YouTube ワクチンの誤情報投稿禁止

2021年9月30日 15:47

YouTubeは29日、新型コロナウイルスワクチンを含む、ワクチン全般に関する誤った情報が含まれたコンテンツの投稿を、禁止すると発表しました。アメリカのメディアによると、反ワクチン活動家とされる著名人のチャンネルは、すでに停止されているということです。

■YouTube禁止範囲拡大 新型コロナのみならず、インフルエンザやHPVワクチンなどすべてのワクチンへ

動画投稿サイトYouTubeは、去年10月から新型コロナウイルスワクチンに関する誤った情報が含まれるコンテンツの投稿を禁止しています。YouTubeは、これまで、新型コロナワクチンのポリシーに違反したとして、13万本以上の動画を削除したということです。

29日(現地時間)に、YouTubeは自社のポリシーを改定し、禁止範囲を拡大してインフルエンザ、HPVワクチン、はしか、おたふくかぜ、風疹などのワクチンに関する誤った情報も投稿を禁止すると発表しました。ただし、予防接種に関する個人的な経験を共有する動画は、引き続き許可されるということです。

■アメリカでは、アンチワクチンの著名チャンネルはすでに停止

YouTubeによりますと、コンテンツがポリシーに違反した場合、そのコンテンツの削除を求めるメールがアカウントに送られるということです。削除に応じず、2回目以降の場合、違反警告が発効され、90日以内に違反警告を3回受けると、そのチャンネルは停止されることになっています。

アメリカのメディアによりますと、アンチワクチン活動家として知られるケネディ元大統領のおい、ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏が率いる「Children’s Health Defense Fund」や、アンチワクチンサイトを立ち上げてサプリメントを販売しているジョセフ・メルコラ氏などのチャンネルは、すでに停止されたということです。

写真:ロイター/アフロ