開業131年帝国ホテル 究極のおもてなし
宝塚歌劇団出身の俳優・遼河はるひさん(45)が、2日放送の『バカリズムの大人のたしなみズム』(BS日テレ)に出演。宝塚時代に定宿として利用していたからこそ知る、帝国ホテルの“究極のおもてなし”を紹介しました。
東京宝塚劇場の目の前にある、帝国ホテル東京。そのためタカラジェンヌをはじめ、宝塚ファンもよく利用するといいます。
ホテルに到着するとまずはドアマンがお出迎え。そこでさっそく驚きのおもてなしが。帝国ホテルのドアマンは、宿泊客の荷物を汚さないよう、手袋を30分に1回交換し、常に清潔に保っています。さらに、タクシーで訪れた宿泊客の両替用に、新札を常に携帯しているそうです。
続いて出迎えてくれるのがベルスタッフ。客室までの案内と荷物の運搬を主に担当していますが、帝国ホテルのベルスタッフは、宿泊客の緊急事態に備え、全員が救命の資格を取得。人工呼吸用のマウスピースを携帯するなど、“究極のおもてなし”で出迎えてくれます。
■宝塚時代は、デラックススイートで打ち上げ
遼河さんが宝塚時代の思い出深い場所として紹介したのが、デラックススイート(1泊朝食付き・19万3600円〜※時期によって変動)。宝塚時代の上級生が退団パーティーをしたあとこの部屋に宿泊し、仲の良い生徒同士で打ち上げするなど、思い出が詰まった場所なんだそうです。
■帝国ホテルのパンケーキから定着したといわれる“3時のおやつ”
今年開業131年と、長い歴史をもつ帝国ホテルから誕生したといわれているものが、実は多く存在します。
100年以上前に、日本のホテルとして初めてランドリーサービスを導入したといいます。さらに宿泊時に洗濯を頼むとサービスで染み抜きをしてくれたり、とれたボタンをつけ直してくれるサービスも。そのため、常時約200種類のボタンが用意されているそうです。
続いて、遼河さんお気に入りのレストランへ。いつも注文するのが、マカロニグラタン(1600円)とパンケーキ(1400円)。このパンケーキから生まれたといわれているのが、3時におやつを食べる習慣。ランチとディナーの間にパンケーキを提供して好評だったことから、午後3時におやつを食べることが定着したといわれています。
■「これぞ究極、大人のたしなみ」
最後に向かったのは、遼河さんが「これぞ究極、大人のたしなみ」と語る、ホテル内にあるバー。大正13年に誕生したカクテルを提供するなど、帝国ホテルの歴史が感じられる名物スポットです。最後に「遼河さんにとって帝国ホテルとは?」と聞くと、「宝塚時代の思い出の場所であり、慣れ親しんだ場所ではあるけれど、憧れの場所」と語っていました。