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城好きの藤波辰爾 石垣にも“ほおずり”

2021年12月9日 17:39
城好きの藤波辰爾 石垣にも“ほおずり”

プロレスラーの藤波辰爾さん(67)が、9日放送の『バカリズムの大人のたしなみズム』(BS日テレ)に出演。大のお城好きで、これまで100か所以上を巡ったという藤波さんが、天下の名城・名古屋城と国宝犬山城へ。お城の豆知識や独自の楽しみ方を紹介しました。


■藤波流・お城の楽しみ方は“ほおずり”

まず訪れたのは、天守閣を飾る『金のしゃちほこ』が有名な名古屋城。

名古屋城の正門は、昭和34年に復元された美しい石垣が特徴。とにかく石垣が大好きだという藤波さんは、さっそく独自の楽しみ方を披露。それが“ほおずり”です。実際に肌で触れ、その時代に思いをはせるのが藤波さん流のお城の楽しみ方なんだそう。

次は、天守を間近で見られる御深井丸(おふけまる)エリアへ。ここで藤波さんが、金のしゃちほこの豆知識を披露。「対になってるんだけど、北側が雄らしいんだよね。雄が北風から雌を守るっていう意味で、北側に雄のしゃちほこを据えてる」と紹介すると、バカリズムさんは「そうなんだ」と感心した様子。

そしていま、名古屋城で注目されているのが2018年に完全復元された『本丸御殿』。この中にある『上洛殿』は、三代将軍・徳川家光が、江戸から京都へ行く際の宿泊施設として増築されました。そのため、彫刻欄間や襖絵(ふすまえ)など細部にまで贅を尽くし“日本一豪華な御殿”とたたえられているといいます。藤波さんも「何度見ても圧倒されちゃうね!」と大満足の様子。

次に向かったのは、本丸御殿のミュージアムショップ。ここで販売されているのが、藤波さんも初めて見たという本丸御殿の『御殿印』。本物の金箔を使っているそうで、値段は1万8000円。スタッフから「買いますか?」と聞かれた藤波さんは「買いま…買いま…、買いますね!」と思い切って購入を決断。

スタジオには、藤波さんが購入した『御殿印』が登場。実物を手に取ったバカリズムさんは「すごいっすね!」と大興奮でしたが、その様子を見ていた藤波さんは「僕のですから、あとで…」とすかさず返却を要求。バカリズムさんは「わかりました、すみません」と謝り、スタッフを爆笑させていました。

さらに番組後半では、名古屋城から車で約1時間の国宝犬山城へ。


■永遠の夢は…“お城のリングでプロレス”

ここでも、また藤波さんが独特の楽しみ方を披露。『武具の間』では、武器が置かれていたといわれる棚を見つけると「兜(かぶと)とか刀とかでぶつけた傷は当時のものだよ。これを現代の我々が触れられるんだもん。声が聞こえるね」と、ほおずりしながら想像をふくらませる藤波さん。バカリズムさんは「絶対、顔つけるなぁ(笑)」と、度重なるほおずりにツッコミを入れていました。

さらにもうひとつの楽しみ方が、犬山城の屋根にあるという藤波さん。屋根には、古くから邪気を払う縁起のいいものとされた桃があしらわれています。藤波さんは「色んなところに桃が乗っています。その桃を探してみてください」と楽しみ方を提案していました。

さらに番組内で“お城の城内にリングを組んで試合をしたい”という夢を語った藤波さん。これに対しバカリズムさんは、選手が馬に乗って入場することを提案。「それいいですね!」と大興奮の藤波さんでした。


画像:(C)BS日テレ