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佐野史郎が抗がん剤治療のため再入院

2021年12月10日 20:43
佐野史郎が抗がん剤治療のため再入院

俳優の佐野史郎さん(66)が10日、所属事務所のオフィシャルサイトを通じて、多発性骨髄腫であることを発表しました。

今年4月に自身が出演していた連続ドラマを途中降板した佐野さん。当初、『腎臓機能障害』であることを明かしていましたが、
詳しい検査の結果『多発性骨髄腫』であることがわかったということです。

『多発性骨髄腫』とは、異物から体を守る免疫系で重要な役割を担う細胞ががん化してしまうという治療の難しい病気だといいます。このタイミングでの病名の公表について佐野さんは「連続ドラマ放送中ということもあり、あまりお騒がせし過ぎないようにと、正式な病名の発表は控えておりました」と経緯を明かしました。

佐野さんは、一旦退院し仕事にも復帰していましたが、より徹底した治療を受け、万全な体調で復帰するために再び入院しているということです。「入院中、敗血症を併発したこともあり、退院まで二ヶ月もの時間を要しましたが、退院後は化学療法を続け、仕事にも復帰し、日常生活に戻ることができました。現在は、再入院し、より徹底した治療をと、抗がん剤治療を行い、自分の血液から採取した幹細胞を骨髄に戻すという自家移植の治療中です。しばらくは治療、療養に専念することとなりますが、出演作品の放送等控えておりますので、そちらでお目にかかれましたなら幸です」とコメントしています。


映像:12月10日放送 news every.より