中村倫也、ベートーベンを熱演「“見るぞ!”って思わないとあわあわしちゃう」
舞台は2018年末から2019年にかけて韓国で初演された、天才音楽家・ベートーベンの物語。愛や喪失が渦巻くベートーベンの生涯を、彼のつづった音楽とオリジナル楽曲で描きます。中村さんは青年時代のベートーベン、福士さんは“もう一人のベートーベン”を演じます。
今回、舞台で初共演となった中村さんと福士さん。お互い“人見知り度合い”が似ているそうで、中村さんは「人見知りがお互いに全然ないので(打ち解けるまでが)早かったですね。遠慮することもないし、気を配りすぎることもない。なんかストーンって」と話し、福士さんも「いい意味で気を遣わないね。たまに(お互い)ポソっとぼけるじゃない。それにポソっとすぐツッコんでくれるのが好きです」と仲むつまじいエピソードを披露し、“ちょうどいい2人”だったと話しました。
■中村倫也からファンへ「“見るぞ!”と思って…」
中村さんは舞台を見に来るファンに向け「これはいい意味でも悪い意味でもなんですけど、ちょっと異常な人しか出てこないんですよ。なので単純にそれを見ておもしろがっていただいてでもいいですし、いい部分では刺激を受けていただいて、悪い部分は“人間ってそういう部分もあるかもね”ってちょっとだけ寄り添って見ていただけるような話になるんじゃないかな」と作品を紹介しました。
続けて「気がついたらあっという間に舞台終わってて、ちょっとボーッとしながら帰り道を帰る舞台になるんじゃないかなと思います。(舞台を)“見るぞ!”って思わないと開幕であわあわしちゃうかもしれないので、ぜひ“見るぞ!”と思って貴重なお金と時間を費やして、何かを浴びていただければと思います」と熱を込めてアピールしました。