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斎藤工 “ウルトラマンの役作り” 語る「創意工夫して向き合った」 謎多き話題作で主人公演じる

2022年5月3日 21:50
斎藤工 “ウルトラマンの役作り” 語る「創意工夫して向き合った」 謎多き話題作で主人公演じる
『シン・ウルトラマン』完成報告会に出席した斎藤工さん
俳優の斎藤工さん(40)が2日、映画『シン・ウルトラマン』(13日公開)の完成報告会に出席。謎が多い映画の内容や、キャラクターについて語りました。

日本を代表するキャラクター・ウルトラマンを新たに映画化した『シン・ウルトラマン』。『エヴァンゲリオン』シリーズを手がけ、ウルトラマンのファンでもある庵野秀明さんが企画・脚本を担当。斎藤さんは主人公の【ウルトラマンになる男】神永新二を演じています。

予告やストーリーの一部は公開されているものの、まだ詳細はベールに包まれているこの作品。斎藤さんが “庵野さんの脚本” “ウルトラマンを演じること” “作品を見た感想” について語りました。

■庵野秀明さんの脚本は「一度読むだけでは想像が追いつかない」

司会者から、庵野さんの脚本を最初に読んだときの印象を聞かれると「あまりの活字の量に、僕ごときが理解できるものじゃないと一度閉じました。分厚い台本に書かれた “因数分解” のような複雑かつ壮大な物語は、一度読むだけでは自分の想像が追いつかないような世界観。好奇心も夢も詰まっている “魔法の事典” のような気もしました」と語りました。

■“ウルトラマン” の役作りは「創意工夫して向き合った」

また、どういう役作りで “ウルトラマンを演じたのか” については「役柄を含めて、僕個人がこの役を演じて感じたものを変に軽々しく言葉にしてしまうと、純朴に見ていただくということと遠くなってしまうような思いがありまして…。僕個人では到底しょえないような、歴史あるバトンをつなぐようなキャラクターでもあると思うので、皆さんのお力添えをいただきながら、創意工夫して向き合ったつもりです」と、具体的な “キャラクター像” への言及は避けました。

■鑑賞後は「“言語化できないような感情” が続いている」

さらに、報告会の当日に完成した作品を見たといい、感想を求められると「そうですね…。うん…。自分の “少年性” というか “スクリーンにもらった映画の夢” というか、そういったものを全身全霊で浴びた直後というのは “言語化できないような感情” がずっと今も続いているという…。そんな感じです」と “ネタバレ” を避け言葉を選びながら、話しました。