サンリオキャラクター大賞、38年の歴史 初回の1位は『ザシキブタ』
『サンリオキャラクター大賞』は、1986年にスタート。記念すべき1回目の1位に輝いたのは、1984年デビューのザシキブタ。公式プロフィルによると、のんびり屋さんだけど、好奇心いっぱいフランスの片田舎生まれのキャラクターです。
■その後1位を獲得したのは…
その後、初めて2連覇を果たした、みんなのたあ坊や、5連覇を達成したポチャッコなど、様々な人気キャラクターが1位を獲得してきました。
1987年:フランスのパリの郊外で生まれたウサギの女のコ・マロンクリーム
1988年~89年:いつも明るく元気で、とっても素直な男の子・みんなのたあ坊(2連覇)
1990年:冒険好きで、元気いっぱい!ドーナツ池の人気者・けろけろけろっぴ
1991年~95年:より道お散歩が大好きなイヌの男のコ・ポチャッコ(5連覇)
1996年:いたずら好きで、あまのじゃくなペンギンの男のコ・バッドばつ丸
1997年:こげ茶色のベレー帽がトレードマークの、ゴールデンレトリバーの男のコ・ポムポムプリン
■ハローキティ 初めての1位は1998年
サンリオの代表的キャラクター・ハローキティが初めて1位に輝いたのは、13回目の1998年でした。その後、2009年まで12年連続で1位を獲得。その記録は、今も破られていません。
■ハローキティ、マイメロディ、ポムポムプリンの首位争いに頭角を現したのが…
2010年には、12連覇したハローキティを抑え、すなおで明るい、弟思いの女のコ・マイメロディが初めての1位を獲得。2011年も1位に輝き、2連覇を達成しました。
しかし、2012年には王者・ハローキティが1位に返り咲き、2013年にも1位を獲得。すると、2014年には再びマイメロディが1位に輝き、デッドヒートを繰り広げます。
その2大キャラクターのデッドヒートに割って入ったのが、2015年のポムポムプリン。1997年以来の1位を獲得すると、翌年の2016年も1位を獲得。2連覇を果たしました。
続いて頭角を現したのが、徐々に順位を上げていたシナモロール。遠いお空の雲の上で生まれた、白いこいぬの男のコです。2017年、2018年と2年連続で1位を獲得。2019年は、ハローキティにその座を譲りますが、2020年からは1位を守り続け、11日に発表された『2023年サンリオキャラクター大賞』で1位を獲得。4連覇を達成しました。
シナモロールは4年連続の1位獲得に「たくさんの応援がぼくの宝物!本当にありがとう♪キミのことがだいだいだいすきだもんっ♡」とコメントしています。