今年4月から、活動の拠点を東京に移すことを発表しているお笑いコンビ・見取り図の盛山晋太郎さん(36)とリリーさん(37)にインタビュー。自分の人生で1番の “伝説” を伺いました。
4月1日で創業110周年を迎える吉本興業が、大阪・なんばグランド花月で開催する特別公演『伝説の一日』。4月2日、3日の2日間で計8公演が行われ、明石家さんまさんやダウンタウンら総勢223組315人以上のお笑い芸人が総出演します。見取り図は初日の1公演目に出演し、ネタを披露します。
盛山：『伝説の一日』ってタイトル恥ずかしいなって思ってたんですけど、でもそれしかないなと思いました。“吉本興業 果汁100パー”がそろってるんで、もう毎秒目に焼き付けろって感じですね
――自分は「この方が見たい」というのはありますか?
盛山：やっぱダウンタウンさんじゃないですか
リリー：だって出番ありますもんね、ダウンタウンさんの。あれはちょっと全員注目してますよね
■大阪若手芸人が拍手喝采 リリーの驚きの行動に盛山「クソナンパ」
――自分の人生の中で、1番誇れる伝説・武勇伝は?
盛山：よう話してますけど、痴漢捕まえたことあります。電車の中で現行犯で痴漢捕まえたんです。逃げへんように駅降ろして、駅員さんに言ってパトカー止まって、警察官バーって走ってきてくれたんですけど、最初腕引っ張られたの僕やったんです。そっから事情聴取みたいな感じで4時くらいまで。そこの事務処理がもっと簡単になれば、良い行いしてくれる人が増えそうな気するけど
リリー：いやそれ、日テレのWebさんに言っても(笑)
盛山：1人の女性を助けられたのは僕の中で誇れるかもしれないですね、すごい感謝してもらいましたし
――リリーさんは？
リリー：僕はそんな誇ってなかったんですけど、大阪の若手芸人にすごい伝説って言われてるのは、ダウンタウンの松本さんに番号を聞いたんですけど、それをたたえてきますね、みんな。「すごいっすね」って
盛山：たしかにあれは伝説やな
リリー：そんなすごいことなんやって自分の中では思ってるんですけど、みんな拍手でしたね
――普通に「教えてください」と聞いたんですか？
盛山：いや、頭おかしいですよ、その状況。食事会みたいなの参加させていただいて、松本さんが(野性爆弾の)くっきー！さんに「そういえば番号知らんかったな」って話してはって
リリー：松本さんが自分の携帯を渡して、くっきー！さんに「自分の番号打って」っていう感じで
盛山：「意外やったな」って話してはるときに、横から(リリーさんが)「じゃあ僕もいいですか」って自分の番号打ち出して、クソナンパみたいな(笑)ホンマに2000年代初期でありそうなナンパの仕方。僕心臓7秒ぐらい止まりましたからね
■盛山は「冷えもののスピードタイプ」自分だけが知る “相方の伝説”
――自分だけが知る相方の武勇伝は？
盛山：とにかくいい意味で、さりげなく女性にタッチできますね。前マネジャーが女性やったんですけど、「今日からよろしくお願いします」っていう時に「おう、よろしく頼むな」ってさりげなく肩ポンポンって、スマートに。で、僕も同じことやってみたら「ヒャー！」って悲鳴あがったんですよ、同じことやってるのに。そういう天性のものですね、天性のモテ男
――と言われてますけど、リリーさんどうですか？
リリー：別に、僕そんなつもりないですけどね、普通に生きてるだけで
盛山：モテる男でいなきゃいけないっていう使命に今課されてるやろ、こんだけいろんな人に言われたら
リリー：(悩みながら)相方の武勇伝か…
盛山：スッと言えや、あるやろオレ、偉業成し遂げまくってるやろ
リリー：あのね、これまじですげーなと思うんですけどね、食べるのめっちゃ早いんですよ
盛山：おいおい、小学生かオレは
リリー：ほんとにこれ伝説級に
盛山：量も食べられへんし
リリー：だからスピードタイプの(笑)
盛山：かっこよく言うな(笑)
リリー：量タイプじゃなくスピードタイプなんですよ
盛山：もっとあるやろ、おい！ (笑)
――どれくらい？ 例えばラーメンだと…
盛山：あ、猫舌なんで熱いの無理なんですけど
リリー：そうですね、弁当とか “冷えもの” が得意がですね、冷えもののスピードタイプ(笑)
盛山：1食限定だったらフードファイターさんに勝てるかもしれない。あと冷やしてくれたら(笑)もっとあるやろ！(笑)
【公演概要】
『伝説の一日』４月２日（土）・３日（日）
なんばグランド花月
