加藤シゲアキ “41歳・独身実家暮らし” の役 今まで演じたことなく “すごく楽しい”
NEWSの加藤シゲアキさん(34)が主演する舞台『粛々と運針』の取材会が行われ、加藤さん、俳優の須賀健太さん(27)、演出のウォーリー木下さん(50)が登場しました。
舞台は、築野(ちくの)家と田熊(たくま)家の平凡な生活の内に潜む二つの家の葛藤を、周到な会話で縫い合わせるように描き出す命の物語。加藤さんは築野家の長男、独身で実家暮らしの一(はじめ)、須賀さんは一の弟・紘(つなぐ)を演じます。
今回、“兄弟”を演じる加藤さんと須賀さん。お互いにどんな“兄”だったか、どんな“弟”だったかを聞かれると須賀さんは「一っていうシゲさん(加藤さん)が演じている役と、(普段の)シゲさんのギャップがすごいというか。役柄上は、本当にどうしようもないお兄ちゃんなのに、稽古場では引っ張ってくださったり。頼れるのに、役ではものすごく頼りないから脳みそがおかしなことに…。10分前はしっかりしてたのに、めちゃめちゃダメな人になってる、みたいな(笑)」と笑いながら役と普段の加藤さんとのギャップに困惑したことを明かしました。
今までに演じたことがない役柄を演じて、加藤さんは「すごく楽しかったです。最初にこの話がきたとき、こっち(須賀さん)の役じゃなくていいんですかって思いました。いつもしっかりしてる真面目な役ばっかりだったので、こんなにふざけられるって楽しいんだ、って」と目を輝かせながら話しました。
演出のウォーリー木下さんは二人について「シゲさんがすごくしっかりしていて、全体のチームのこととか見え方とかも含めて的確なことを言ってくれるし助かった。もしかしたら真逆の役だったかもしれないけど、それが関係性においてそれがぴったり、はまったのかなというような気がします」とコメントしました。