前澤友作「地球に還元して欲しい」 月周回プロジェクトのメンバー発表 BIGBANGのT.O.Pら8人
月を周回するプロジェクト『dearMoon』とは、2018年に前澤さんが米・ツイッターの最高経営責任者でもある実業家のイーロン・マスクさん率いる『SpaceX』と契約し、2023年に月へ向けて打ち上げが予定されている、大型ロケット『Starship』の全席権利を取得したことにより始動しました。
2021年3月には、前澤さんの“宇宙へ行くチャンスをより多くの、より多様な人に開きたい”との願いから、一緒に月へ行くクルーを『dearMoon』公式サイトで募集したところ、249の国と地域から100万人を超える応募が。そこから、選考、面談、メディカルチェックの行程を経て、8人のメインクルーと2人のバックアップクルーが発表されました。前澤さんとクルーは、約7日間をかけて月を周回し、地球に帰還する予定です。
メインクルーには、BIGBANGのラップ担当・T.O.Pさん(35)や、アメリカ音楽界最高の栄誉とされるグラミー賞を2度受賞した経験をもつ、DJ・音楽プロデューサー兼 作曲家のスティーヴ・アオキさん(45)らが選出。また、バックアップクルーには、19歳で世界最高峰のダンスバトルで世界チャンピオンのタイトルを獲得したダンサーで、モデルとしても活躍する日本人のMiyuさん(25)らも選ばれています。
前澤さんはコメントを発表し、「最終的に僕もお⼀⼈お⼀⼈とかなり突っ込んだ話をさせていただいて、幼少期からどういう⼈⽣を過ごしてきたのか、そしてなぜ宇宙にロマンを感じ、どういったチャレンジをされたいか、その⽉に⾏った体験というのを地球に持ち帰って今後の⼈⽣にそれをどう⽣かせるか。とにかく⼀⾔で⾔うと、みんないい⼈です。みんな笑顔の⼈が集まってます」とクルーを紹介。
プロジェクトを通じて前澤さんは、「(彼らに対して)絶対こうしてほしい! っていうのはないけれど、それなりに責任感を持って地球から出て、⽉まで⾏って帰ってくるっていうこの旅を通していろんなことを得て、それを地球に還元して欲しいなっていうのは共通して思います」と、つづっています。