岡田准一「親が喜んでくれると思い」 主演映画で昭和の名曲を生んだ作曲家役に ピアノにも挑戦
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映画は、アメリカでも『SUKIYAKI』という曲名で大ヒットを記録した昭和の名曲『上を向いて歩こう』の誕生秘話を描いた物語。岡田さんは、作詞家の永六輔さんや歌手の坂本九さんとともに楽曲を生み出した作曲家の中村八大(はちだい)さんを演じます。
中村さんといえば、若い頃から天才と呼ばれたジャズピアニストで、『上を向いて歩こう』だけでなく、『明日があるさ』や『遠くへ行きたい』、『こんにちは赤ちゃん』など、数々の楽曲を生み出してきた昭和の名作曲家。
岡田さんは「素晴らしい天才ジャズピアニストで、戦争から高度成長期の時代に深く織り込まれた体験や、ジャズを追い求めた八大さんが、日本人の心に染み渡る音をいかにして生み出していったのかを大切に演じていきたいと思います」とコメント。
劇中には、ピアノの演奏シーンもあるそうで「個人としては、母がピアノの先生なので、ピアノを弾く役は親が喜んでくれると思い、とても嬉しいのですが、小学生の頃やたまにライブで弾く程度だったので、今回ピアノを弾くということもチャレンジになります。昔の話ではなく、今にも繋がる心の歌というものを届けられたらなと思いながら撮影に臨みます」と、意気込みを語りました。