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南果歩 舞台初共演・中村芝翫から「稽古時間を早めたい」 注文受けるも「今のままでお願いします」

2022年8月8日 21:45
南果歩 舞台初共演・中村芝翫から「稽古時間を早めたい」 注文受けるも「今のままでお願いします」
『夏の夜の夢』の製作発表記者会見に登壇した南さん
俳優の南果歩さん(58)が舞台『夏の夜の夢』の製作発表記者会見に共演者らと登壇。舞台初共演となる、主演の中村芝翫さん(56)の意外な一面を明かしました。

舞台は、妖精の王と王妃のケンカ、それに巻き込まれる若い男女の恋模様を描いた物語。海外では何度も上演されてきた作品で、今回は世界観を日本に移し、新たなに演出されます。南さんは、妖精の王・オーベロンの妻ティターニアと、公爵・テーセウスの妻ヒポリュテの二役を演じます。

■「舞台に立てる幸せを十分に感じながら、最後まで」

南さんは、コロナ禍で稽古や舞台が行われることについて「こうやって舞台に立てる幸せを十分に感じながら、最後まで健康に、みなさんと楽しく、この暗い空気を一瞬でも忘れていただけるような夢の世界をつくっていきたい」とコメントしました。

■主演・中村芝翫は「あまりにも存在感がある」

また、南さんは、2018年の舞台で芝翫さんの長男・中村橋之助さんと共演。息子に続き、今回、父である芝翫さんとの共演に「切っても切れない仲じゃないかと思っております」と明かし、また、芝翫さんの主演としての姿に「自分の出番じゃなくても舞台上にいらっしゃって、板の上に立っている時間が長い。この感覚が他の俳優とは違います。立っている姿があまりにも存在感があります」と語りました。

一方で、芝翫さんに対し要望があるそうで「働き者というか、せっかちなところがありますので『もうちょっと稽古時間を早めてほしい』と言ってらっしゃるんですけど…今のままでお願いします(笑)」と笑顔で芝翫さんの一面を明かしていました。