【デビュー20周年】北川景子、子供の存在で生まれた変化「仕事ももっと楽しめるようになった」
――20年間を振り返ってみてどうでしたか?
すごく早かったです。特に最初の10年間はとてもがむしゃらで、一つ一つの仕事の記憶とかが、なかったりするぐらい大変だった。もう本当一生懸命だったので、あっという間でした。
■写真集は「ファンのみなさんにとにかく届けたい」
デビュー20周年を迎える4日に、写真集『「37」20th anniversary』を発売。北川さんの地元・神戸の思い出の場所で撮影され、37歳の今だからこそ見ることのできる北川さんの様々な表情が収められています。
――写真集に点数をつけるとしたら何点ですか?
100点で。できることは全部やったと思いますし、色々なスタッフのみなさんの力で、ヘアメイクとかも何パターンも変えましたし、洋服も本当にすてきな衣装を用意していただいて。カメラマンさんも、ロケとスタジオで違う方にお願いしているんですけど、本当にいい写真になった。今、この37歳で出せる100点を出せたんじゃないかな。
――誰に一番最初に見てほしいですか?
応援してくださったファンのみなさんに、とにかく届けたいかな。その次に家族とか親族とかに、ちょっとずつ配って見てもらいたいなと思います。
■子供の成長に驚き「ちょっと笑ってしまいました」
2016年に歌手のDAIGOさんと結婚した北川さん。3歳の子供の母親であり、9月には第2子を妊娠したことも発表しています。
――環境が変わる中で、自身が変化したことはありますか?
いただいてるお仕事を大切にしようっていう気持ちは、以前よりすごく強まっている気がして。それは結婚や出産を機に変わったことかもしれないけど。すごく大事なものができたから、とにもかくにも家庭を優先しながら、両方の親がいないってことはないようにしてるので、(夫と)順番に今働くようなスタイルを取っていて。だから、そういうバランスの中で、できる範囲でやれる仕事を自分なりに頑張っていければいいかなって思えるようになったので。両方をちゃんとやろうって思い過ぎなくなったというか、(子供が生まれて)かえって逆に仕事ももっと楽しめるようになったような気がしています。
――子供の成長に驚いたことはありますか?
娘が、私が家に帰ったら「ママ、ソファで休憩していいよ」って言ってきて、どこでそんな言葉を覚えたんだろうと思って。そんなちょっとしたことなんですけど、昨日まで言えなかったような言葉が言えたりとか、急に仕事から帰った私をいたわろうとする思いやりとかが見えたので、ちょっと笑ってしまいました。すごい大人びた表情で「ソファで休憩していいよ」って言われて、休憩しました。座りました。すぐ来て一緒に本を読もうってなって、結局一緒に遊んだんですけど、1度そうやって座ることを勧めてくれたのがちょっとおかしくて、笑いました。
(2023年10月3 日放送『news every.』より)