俳優の唯月ふうかさん（26）と、アイドルグループ・日向坂46の佐々木美玲さん（23）が8日、ミュージカル『SPY×FAMILY』の初日会見に登場し、稽古場でのお互いの印象について明かしました。

累計発行部数2900万部突破の人気コミック『SPY×FAMILY』は、世界各国が水面下で情報戦を繰り広げていた東西冷戦時代に、精神科医ロイド・フォージャーにふんしたスパイ、コードネーム“黄昏（たそがれ）”が、平和を保つミッションをクリアするため、殺し屋・ヨルを妻に、人の心を読むことができる超能力者・アーニャを娘に迎え入れる物語。唯月さんと佐々木さんはダブルキャストとして、殺し屋・ヨルを演じます。

会見では、お互いの稽古場での呼び名や印象についてトーク。佐々木さんのことを唯月さんは、「美玲ちゃんはいろんなあだ名があるのかなと思ったんですけど、私しか呼んでないあだ名を作りたくて色々練った結果、“みれたん”と呼ばせていただいてます」と明かすと、「美玲ちゃんは本当にいるだけで癒やしの存在といいますか、空気清浄機のような方で、本当にキレイな心を持っている人だなと思ってすごく毎日癒やしをもらってました。ヨルさんの細かい感情だったりとか、悩みとかお互いに言い合いながら、そして話しながら2人で作っていけたのもとても楽しかったですし、また離ればなれになってちゃうのはとても寂しいですけど出会えて良かったです。これからも仲良くしてください」と佐々木さんにメッセージを送りました。

一方の佐々木さんは、「私はふうかさんのことを“ふうちゃん”と呼ばせてもらってるんですけど」と唯月さんの呼び名を明かすと、「私自身ミュージカル（に出演すること）が初めてだったので、本当に分からないことだらけでメイクはどうするとか･･･」と不安があったことを告白しました。

そのため、ダブルキャストとして共に稽古を頑張ってきた唯月さんの存在は大きかったそうで、「一からのことを（ふうちゃんが）すべて教えてくださって、ヨルさんを演じる上で分からないことが出てきたら、ふうちゃんと『ここってどういう感情なんですかね？』っていうのを一緒にお話しさせてもらって、『ここはこうしたらやりやすいんじゃない？」とか、そういうアドバイスをいただいて、すごく私を支えていただきました。自信がなかった時とか『ちゃんと自信を持って、みれたんらしく頑張ったらステキだから』っていう連絡をくださってそれが私はうれしかったです」と笑顔で振り返りました。

本公演は3月8日より開幕した東京公演（3月29日まで）を皮切りに、兵庫公演（4月11日から4月16日まで）、福岡公演（5月3日から5月21日まで）をおこなう予定です