[Alexandros]、名曲『ワタリドリ』が駅メロに 川上洋平「追いかけて届きました」
メンバーの川上洋平さん(ボーカル&ギター)と白井眞輝さん(ギター)は、神奈川県相模原市出身。駅メロ起用は以前から切望していたようで、2023年1月、相模女子大学グリーンホールで行われた地元ライブで、川上さんは「川崎の登戸、向ヶ丘遊園に(前メンバーと)我々4人暮らししてたんですけど、あそこ(駅のホーム)なんとドラえもんの歌が流れるんですよ。なんで相模大野、我々の曲流さんの(泣)」と言及。続けて、「というわけで作ってきたので聴いてもらってもいいですか?」と、『ワタリドリ』の列車接近メロディーver.を披露し、熱い思いをアピールしていました。
列車接近メロディーへの『ワタリドリ』の導入は、SNSでも期待する声が多く投稿され、「#小田急線ワタリドリ」が一時、トレンドの上位に。小田急電鉄株式会社によるとファンのみならず、地元住民からも実現を求める声が上がっていたということです。
こうした中、相模原市、小田急電鉄株式会社、株式会社ユーケーピーエム及びユニバーサルミュージック合同会社が実現に向けた協定を締結し、小田急線の列車接近メロディーとしては約5年ぶりとなる導入が決定しました。2024年9月2日から相模大野駅で『ワタリドリ』列車接近メロディーver.が流れる予定で、上り線と下り線で異なるフレーズが使用されるとのことです。
念願の起用に川上さんは、「全ての青春が詰まった駅。全てへの出発地である駅。生涯で一番大切な駅で我々の曲が鳴るというのは大変光栄です」とコメント。さらに、[Alexandros]公式X(旧Twitter)でも「追いかけて届きました。光栄です」と『ワタリドリ』の歌詞をなぞって喜びを表現しました。
■[Alexandros] メンバーコメント全文
◎川上洋平さん(Vo&Gt)
全ての青春が詰まった駅。全てへの出発地である駅。生涯で一番大切な駅で我々の曲が鳴るというのは大変光栄です。これからも帰る時はピザオリーブを買って実家に出向こうかと思います。
◎磯部寛之さん(Ba&Cho)
まさか大学時代に弁当屋のデリバリーのバイトで走り回っていた相模大野の駅で我々の楽曲が流れるとは。何事も続けていると良い事ありますね。感無量です。出勤、通学、旅行、等々皆さん様々な目的を持って相模大野駅を利用されると思いますが、ワタリドリがそんな皆さんの出発や帰宅を少しでも彩る事が出来るのが心から嬉しいです。ちなみに俺がデリバリーしていたその弁当屋、洋平がキッチンでした。あぁ、感慨深い。。。
◎白井眞輝さん(Gt)
この度相模大野駅で「ワタリドリ」が駅メロに起用されたという事、大変嬉しく思います。
実現までにご尽力いただいた小田急電鉄の皆様、相模原市役所の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
厳密に言うと僕の地元は小田急相模原駅になるのですが、相模大野駅もたくさん行ってました。
今は無くなってしまいましたがボーリング場や音楽スタジオにはよく行ってました。僕の幼少期には駅ビルが建ち、最近では駅周りもずいぶん開発されてきましたね。そんな思い出の地に我々の曲が毎日鳴り響くなんて相模原市民冥利、そして小田急線ユーザー冥利に尽きます。
僕の実家やバンドメンバーとの4人暮らしの家など含めて人生のほとんどを小田急線と共に過ごしてきました。専門学校時代は毎日小田急線に乗って都内に通っていました。新宿駅から座って帰りたいが為に何本も電車を見送って並んでました。そしてよく車内で寝てました。寝過ごして厚木らへんや江の島の方に行く事も多々ありました。そしてごく稀にロマンスカーを使った贅沢もしてましたね。
小田急線自体は東京都も通っていますが、最近では新宿駅から小田急線に乗るともう既に地元に帰ってきたような安心感すら感じます。
是非一度「ワタリドリ」を聞きに相模大野駅にいらしてください。そしてちょっと周辺を散策しても面白いかもしれませんね。その際には小田急相模原駅へも寄っていただけたら幸いです。
◎リアド偉武さん(Dr)
こう見えて実は小田急線大好きです。大学を出て初めて一人暮らしをしたのは喜多見の近く。それから藤沢にも長く住んでいました。相模大野にもたくさんの思い出があります。
電車のホームの開放感。都会から海や温泉に続いていくロマン。ワタリドリのメロディーがその一部になる事にワクワクしています。早く体感したい!藤沢寄りのホームで箱根そばを食べながら!