山口馬木也、「ずっと奇跡の連続」 感謝を伝え思わず涙 初主演映画『侍タイムスリッパー』でブルーリボン賞・主演男優賞受賞
ブルーリボン賞とは、映画に取り組む姿勢や人柄などをスポーツ新聞の記者が選考する賞。山口さんは、わずか1館のみの公開から、SNSを中心に話題となり300館以上の劇場で全国拡大公開した、映画『侍タイムスリッパー』で主演男優賞を受賞しました。
映画は、幕末の侍が時代劇の撮影所にタイムスリップし、第二の人生に奮闘する物語。制作に関わったのはわずか10人ほどのスタッフで、安田監督が自ら監督・脚本・照明を含め11役以上を務めて作り上げた作品です。
受賞した山口さんは「僕の名前が呼ばれた瞬間に横にいた監督が号泣しまして、もらい泣きをしました」とコメント。続けて、「人生初主演映画でブルーリボン賞を頂けるとは、夢にも思っていませんでした。この映画に参加してからはずっと奇跡の連続」と受賞した喜びを語りました。
また、監督やスタッフの方に感謝の気持ち伝え、「なにより感謝を申し上げたいのは支えてくれたお客様です」と涙ぐみながら客席に向かって話し、客席からは山口さんの名前を呼ぶ声が飛び交いました。
さらに、映画『侍タイムスリッパー』で作品賞を受賞した安田監督も涙ぐみながら喜びを明かし、山口さんは「2人そろうといつも泣いていますね。僕も監督の名前が呼ばれたときに感極まってしまいました。自分の人生の中でこういう方と出会えたことが今でも信じられません。ぜひまたお仕事ご一緒できるようによろしくお願いいたします」と安田監督へ感謝を伝えました。