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SNSで話題の映画『侍タイムスリッパー』 1館の上映から全国120以上の劇場で公開決定

2024年9月16日 23:05
SNSで話題の映画『侍タイムスリッパー』 1館の上映から全国120以上の劇場で公開決定
映画『侍タイムスリッパー』 (C)2024 未来映画社 配給:ギャガ 未来映画社
1館の上映から始まった映画『侍タイムスリッパー』が、全国120館以上の劇場での拡大公開が決定したことを記念し、出演俳優や映画監督が舞台挨拶を行いました。

8月17日に池袋シネマ・ロサの1館から上映がスタートし、SNSを中心とした口コミで広がり、13日には全国120館以上の劇場での拡大公開が決定したこの映画。この反響に主演の山口馬木也さん(51)は「今日は、涙を隠したくてメガネをかけようと思ったんですが、ダメだって言われて。でも、本当にこうやって舞台側からお客様の表情を見ていて、映画を愛してくださっているのが分かる。若干ちょっとあまりにも速い速度で進んでいくので、僕ら一同も困惑しているんですけど、本当にお客様に感謝感謝です」と思いを語りました。

また、11役以上の裏方仕事をこなした安田淳一監督は「この映画はタイムスリップを扱ってる映画なんですけども、客席でですね。上映中に声出して笑ったり。で、終わったら拍手したりということですごい。僕たちが子供の頃の映画館に雰囲気にすごく似てて、何か客席ごとタイムスリップできるような作品になってるかと思います」と話しました。

そして最後に、安田監督は「これから本当に頑張ってお客さんにたくさん来てもらわなあかんなと思って、覚悟を新たにしてるところです。引き続き皆さんどうぞ応援の方をよろしくお願いいたします」と意気込みとともに、メッセージをおくりました。

現在公開中のこの映画は、主人公の会津藩士・高坂新左衛門が雷に打たれたことで、現代にタイムスリップし、剣の腕だけを頼りに撮影所の門を叩くことから始まる物語となっています。