“BIG BOSS”こと日本ハムファイターズの新監督・新庄剛志さんが、31日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』に出演。尊敬する父への思いを明かしました。

監督就任後、バラエティー番組で初の密着取材となった新庄さんは、故郷の福岡県を訪れました。その目的は11年前に他界した父・英敏さんの6年ぶりとなるお墓参り。

「人生の師匠は本当にお父さん」と心から尊敬する英敏さんに監督就任の報告、そして2月1日から本格的に動き出す監督としての活動の決意表明をする新庄さんの様子は、普段のバラエティー番組で見せる、“自由奔放なBIG BOSS新庄”ではなく、まじめで真剣な新庄さんの姿がありました。

新庄さんは、父親について“とにかく厳格な人だった”と当時を振り返りました。その一方で、新庄さんの才能を信じ幼少期からプロ入団、メジャーへの挑戦を一番近くで見守り応援し、活躍を喜んでくれたそうです。しかし、英敏さんは11年前に食道がんをはじめ4つのがんに身体を蝕まれて他界しました。

父親との最期の別れの時、新庄さんはある宝物を棺桶に入れたそうです。それは、新庄さんが初任給で買った7500円のグローブ。メジャーリーグで大成功を収め、億を超える大金を稼ぐようになっても、引退するまでの17年間使い続けてきた大切なグローブでした。新庄さんは、「カッコつけじゃないけど（天国で野球を）やってたら嬉しいな」とハニカミながらコメント。このエピソードを聞いたSPコメンテーターの今田耕司さんは「イメージ的にはバンバン買いかえそう」と普段のバラエティー番組でみせる姿とのギャップに驚いていました。