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松たか子 撮影で旬の野菜の料理を味わう「こんな素晴らしい仕事は近年ないぞ」

2022年11月12日 22:15
松たか子 撮影で旬の野菜の料理を味わう「こんな素晴らしい仕事は近年ないぞ」
映画『土を喰らう十二ヵ月』の初日舞台挨拶に登壇した松たか子さん (c)2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会
俳優の松たか子さん(45)が、映画『土を喰らう十二ヵ月』(配給:日活)の初日舞台挨拶に、中江裕司監督(61)、料理研究家の土井善晴さん(65)とともに登壇し、撮影を振り返りました。

映画は、長野県の山荘で暮らす作家・ツトムが、畑で自ら育てた野菜を料理し、季節の移ろいを感じながら原稿に向き合う日々を描いた物語。作家のツトムを沢田研二さん(74)、編集者で恋人の真知子を松さんが演じます。

映画の見どころは、ほうれん草の胡麻和えや、たけのこの煮物、胡麻豆腐など、旬の野菜で作る料理の数々。監修は、日本料理に詳しい料理研究家の土井善晴さんが担当しました。

松さんは「中江監督、沢田さんとご一緒できるなんて光栄でした。さらに土井さんのおいしいお料理まで食べられる。こんな素晴らしい仕事は近年ないぞ、と」とコメント。さらに「大人の素敵な、贅沢な現場でした。おいしいものをおいしく頂くことしかしていなかったです(笑)五感がすべて刺激されて、豊かな時間でした」と撮影を振り返りました。

また、土井さんから劇中の気持ちのよい食べっぷりを絶賛された松さんは「たけのこ、すごい熱かったんですよ」と笑いながら答える一幕も。

最後に、松さんは映画について「とてもユニークな映画だと思います。(劇中のように)山で生活をしている方は普段の暮らし、そうでない方々も当たり前のことは何かと観終わった後にジワジワくる、そんな映画だと思います。この作品を長く愛していただけると嬉しいです」と本作をアピールしました。