7人組ダンス＆ボーカルグループ・BE:FIRST三山凌輝さん（25）と乃木坂46の久保史緒里さん（23）が、映画『誰よりもつよく抱きしめて』でW主演することが5日、発表されました。

三山さんは、強迫性障害による潔癖症で、常にビニール手袋着用で生活し、同棲する恋人にも手すら触れることができない絵本作家志望の水島良城を演じ、久保さんは、良城の恋人なのに、触れてもらえず、彼の病気を理解しつつも、自分の揺れ動く心に思い悩む書店員の女性、桐本月菜を演じます。

三山さんは、「良城を演じる事は、当初シンプルにワクワクした部分がありましたが、自分の陽の性質に比べ、すごくかけ離れていたり、更には強迫性障害を患っているということもあり、自分とは正反対とも言える、この難しいキャラクターを演じるには、どう役に向き合えばいいのか、最後まで、ずっと考え試行錯誤し続けました」と撮影の日々を振り返りました。

久保さんは、「月菜として生きた日々を今振り返ってみると、とても息苦しかったように思います。常に自分の感情に蓋をしているようで、果たして己にとって一番大切にしたいものは何か、自分なのか、愛する存在なのか、あるいはそれ以外なのか。環境や行き場のない想いに振り回されながらも、月菜の心を満たしてくれるものも蝕んでいくものもいつだって『愛情』だったように思います。そんな刺激的な日々を、三山さん、チャンソンさんをはじめとする素敵な方々とご一緒させていただき、本当に光栄でした」とコメントしました。

また、三山さんと久保さんと共に、韓国ボーカル・ダンスグループ・2PMのメンバー、ファン・チャンソンさん（34）の出演も発表され、月菜の前に現れた、恋人と触れ合っても心が動かない男、イ・ジェホン役を演じます。