NON STYLE石田明 “好きじゃなかった” 相方・井上に「今は格段におもしろい」
お笑いコンビ・NON STYLEの石田明さん(42)が12日、よしもとアカデミーの『5校合同1DAYオープンスクール』に講師として参加。芸人を目指している人たちに向けて “ネタ作りの授業” を行いました。
今年度からNSCの講師として、東京校と大阪校それぞれで月1回授業を行っている石田さん。社長から直々に “NSCを変えてくれ” と言われたそうで、笑い飯の哲夫さん、パンクブーブーの佐藤哲夫さんとともに講師を務めています。
この日は、よしもとアカデミー東京校に集まった生徒やオンラインで参加した方に向けて授業を行い「 “笑い” というものに関して “天才” という人はごく一部で、努力を重ねて天才っぽく見えてる人たちがほとんど。なので、ヒントがたくさんあると思って来てください」と芸人を目指す人たちへエールを送りました。
他にも、ホワイトボードを使いネタ作りのアドバイスを送ったり、参加者からの質問に答えたりした石田さん。「賞レースで出せる納得できるネタができるまでどれくらいかかるのか」という質問に「1年はかかりますね」と回答。「なるべく早く作れたネタの方がいいネタなんですよ。いいネタほど早くできるんですけど、これをブラッシュアップしていく、肉に厚みをつけていくみたいなことをしてたら1年ぐらいかかりますね」とネタ作りについて明かしました。
石田さんは、中学・高校の同級生だった井上裕介さんと2000年にNON STYLEを結成。組んだ当初の井上さんについて「おもしろいという認識はなかった。好きじゃなかったです」と話し「今はおもしろいと思ってます、格段に。中高のときに “この人は変人や” という認識のままいってたんですけど、社会人になって “こいつヤバいやつやな” って」と語りました。
<よしもとアカデミー>
人気芸人が多数所属する吉本興業が去年4月に設立。お笑い養成所『NSC』、スタッフや構成作家を育成する『よしもとクリエイティブアカデミー(YCA)』、歌や演技などを学べる『よしもとパフォーミングアカデミー(YPA)』、デジタルスキルを身につける『よしもとデジタルエンタテインメントアカデミー(YDA)』、そしてこの4校のカリキュラムを高校3年間で学ぶ『吉本興業高等学校』の5校で構成されています。