King Gnu・井口理 初主演映画の舞台挨拶で「耐えられないです」 弱音ポロリ
映画は、井口さん演じる“人とうまくコミュニケーションがとれない歯科医師”・ススメが、馬場さん演じる謎多き女性・宮子に恋をすることによって、変化していく感情や姿を描いた物語。『世界の中心で、愛をさけぶ』や『スカイ・クロラ』などの脚本家である伊藤さんが、10年かけて書き上げた同名小説を、自ら初監督を務め映画化しました。
■井口理「耐えられないです」 “自意識”働き、弱音ポロリ
今回映画初主演を務めた井口さん。主演のプレッシャーについて尋ねると「(プレッシャーは)ありますよね。今まで出た作品と今回の作品で責任の大きさは推し測れないですけど、なんて言うんですかね。この作品に懸けてる思いみたいなものは、ちひろ監督もすごいあったし。10年かけて書いて、それをもう一回映像化するっていうエネルギーの大きさというか、そこにはちゃんと応えないといけないっていうか。おのずとですね、不安もありましたけど、その分不安を解消するために頑張ろうと思えたし」と素直な思いを明かしました。
そんな井口さんの今回の役柄は、人とうまくコミュニケーションがとれない歯科医師・ススメ。彼とは共通点があるそうで「映画では描かれてないんですけど、原作の冒頭でススメが出勤のために電車に乗るんですけれども、隣の(席の)女性がふと笑うんですね。で、これは自分のこと笑ってるんじゃないかって、そう思う箇所があるんですけど、そういう日常のささいな自意識に駆られているススメを見て、すごく自分も共感できたし。原作で描かれていたような自意識に駆られたススメっていうのをちゃんと表現したいなと思っていました」と自身の日常生活と重ね合わせます。
司会者に「井口さんにもそういう自意識みたいのがあるんですね」と問われると「そんなことだらけですよ。今ここでもすっごい自意識が働いてる。耐えられないです(笑)」と照れ笑いを浮かべました。