みやぞん、人の心を刺す“ライトハイカー”宣言 新たな言葉遊び『ライトハイク』とは
■みやぞん&生徒が『ライトハイク』に挑戦
生徒たちの作品の中から八塚さんが選んだのは「兎(うさぎ)はいないですが」。月がきれいと褒めているのに「うさぎがいない」という発想を高く評価しました。みやぞんさんが選んだのは「私のことですか?」。笑えるし、カワイイし、ポジティブで好きと大絶賛。さらにその後に続く8字も生徒たちが考えて発表し、多くの傑作が誕生。「私のことですか?」に続く下の句として「あなただれですか」、さらに「月に住んでるカニ」と結びました。
こうして完成した“生徒たちの4行詩”に、みやぞんさんがギターを弾きながらメロディーをのせて歌のプレゼント。終了後、みやぞんさんは「楽しかったです。みんなが和気あいあいと楽しくやってたんですね」と振り返りました。
■みやぞんが考えた“結びの句”とは
ちなみに、みやぞんさんなら最後は「キアヌ・リーブス(8字)で終わらせます」と笑顔。生徒たちの豊かな発想力に触れて自身の芸風に影響があるか聞いてみると「非常に新しいものを見たなという感じがしましたね。これも一応お笑いみたいな感じなんですね。大喜利といいますか、“あっ、なるほどな”というのが今回わかったので、芸風に生かせないとは思ってます(笑)」。
続けて「“みやぞんさん歌ってください”と言われたときに、だいたい20秒もくれません(笑)テレビとかでも。すごく短くギュッとやるには、このライトハイクを利用すればもっと短くなるなと思っております。ライトハイカーと名乗らせていただきます私は。ライトハイカーですね。みやぞんライトハイカーで(笑)スター・ウォーズ系の感じで。スカイウォーカーみたいな感じでやろうかな」と宣言しました。
改めて『ライトハイク』で言葉と向き合って気づいたことがあるそうで、「人の心をなんか刺すっていうのって、長い文じゃないんですよね。短い言葉がプッと入ってきたりするんで、それはライトハイクの中にあるなと思いましたね。“ここが大事”というものだけを伝えれば、すごく短く済むんじゃないかなと思っております」と語っていました。