声優・内田雄馬「言葉が出てくるというか引き出してもらえる」 共演の古川慎を絶賛
原作は、小説やコミックなどのシリーズ累計発行部数が 3000 万部を超える異世界ファンタジー『転生したらスライムだった件』(通称「転スラ」)。スライムとして異世界に転生した主人公・リムルと、種族の違う仲間たちの活躍が描かれた物語で、劇場版では新たな仲間のために陰謀に立ち向かう姿が描かれています。内田さんは劇場版オリジナルキャラクターでオーガ族の生き残り・ヒイロの声を、古川さんはリムルと行動を共にする大鬼族(オーガ)の族長・ベニマルを担当しています。
映画の興行収入が10億円を突破したということで、古川さんは観客に対し「“もう見たよ”っていう人?」と質問。その反応を受け「結構いる! ありがとうございます、ありがとうございます。2度、3度と楽しんでいただき彼(ヒイロ)をどんどん押し上げてください!」と喜びました。
■内田雄馬 古川慎を絶賛「人の呼吸みたいなものを感じる」
イベントではタイトル『紅蓮の絆』にちなみ、内田さんと古川さんの仲について質問。内田さんは「慎くんはそもそもいろいろな現場でご一緒させてもらっていますけど。やっぱりベニマルのセリフがめちゃくちゃ温かくて、収録がめちゃくちゃ楽しかったです」と振り返りました。さらに「慎くんとお芝居をするときは本当に会話の温度間とか、その人の呼吸みたいなものをすごく感じられるお芝居をしてくださるので。だから自分もそのキャラクターを乗せて、言葉が出てくるというか引き出してもらえる。会話ってやっぱり相手からもらってはじめて生まれてくるものなので、与えられたセリフを読むのではなく、こう返したいなとか、こう届けたいなってキャラクターの気持ちで思えるお芝居を届けてくださる方なので、お芝居をしていてすごく楽しかったです」と古川さんの演技を絶賛。これには、古川さんも満面の笑みで「この映像残してもらいます(笑)」と感謝しました。
■内田&古川 今年の漢字は『考』と『躍』
さらに、イベントでは2022年も残りわずかということで、2人の“今年を表す漢字”を発表。内田さんは『考』と回答し「今年30歳を迎えまして、20代から結構自分の中では感覚で、反射で生きるというか瞬発力を大事にやってきて、20代後半から少しずついろんなことを考えてやっていかなきゃな~って思い始め、30歳を迎えて、その大切はあるなってことで(この漢字を)選んだんです」と年齢を重ねることで変化があったと明かしました。
一方、古川さんは『躍』と回答。「“躍起になる”の『躍』です。とにかくいろんなお仕事を今年任せていただいて。そのたびに考えることもしたし、必死に食らいついていくためにいろんなことをやってみたりして。がむしゃらに、躍起になってやってきた結果として、この作品が多くの皆さまに受け入れてもらえたり、僕自身もそれが花咲いたなっていう部分をたくさん感じる1年になったので、今年は『躍』という漢字にさせていただきました」と1年を振り返りました。