清春、『黒夢』30周年ライブの男性の多さに疑問 「女性人気を出すためにバンドを始めたんですけど」
■30周年を迎えた今の心境
『黒夢』としても30周年を迎えた今の心境を聞かれた清春さんは「自分らのものであって、自分らのものじゃないみたいな感じにだんだんなってきてるのかなという気がしますね。10年前より今の方が、勝手に人が見に来てくれているというイメージがあるよね。チケットが売れるスピードもそうですけど、“えっ!”っていう驚きがある感じでしたね」と、自身の感覚とは違った『黒夢』というバンド自体の存在感を明かしました。
また人時さんも「“黒夢やるよ”っていう告知が表に出た時のざわつきようというか、周りから“まさかやるとは思いませんでした”みたいな話を聞いたり。ファンの方からメッセージで“生きてるうちに見られると思いませんでした”みたいなことも言ってくださったりとか。さっき言った独り歩きしてるっていう感じがわかります」と、清春さんと同じく、バンドが独り歩きしている感覚があると明かしました。
続けて人時さんは「自分たちの、もしくは自分のためにやってる過去があるとするなら、今はそれだけでは絶対にないだろうなという感じがします。ざわつくのが不思議な感じです。そういった期待に応えられるようにできたらいいかなと思ってます」と、語りました。
■「他の同世代のアーティストよりも男性が多い」
また、今月9日のデビュー記念日には、約10年ぶりの黒夢としてのライブを行った2人。10年ぶりとなったライブでのファンの熱量を聞かれた清春さんは「男が多いなっていう。もうちょっと女の子に人気を出すためのコンセプトとしてバンドを始めたんですけど、久しぶりに復活して僕から見えるのは、男の子というか、男の人というか。やっぱり多いですね。他の同世代のアーティストよりもおそらく比率的には抜群に男性が高いんじゃないかなと思いますね」と、男性ファンの多さに驚いたと語りました。
さらに清春さんは「僕らはコントロールできないから、なにかが呼び寄せるんでしょうね」と不思議がると、人時さんが「それはもう清春さん(のファン)ですよ」と指摘。すぐさま、清春さんが「いやいや人時さんですよ。男担当ですから」と言い返し、場を笑わせました。