ロックバンドの黒夢が１３日、東京・日本武道館でライブ「Ｈｅａｄａｃｈｅ　Ａｎｄ　Ｄｕｂ　Ｒｅｅｌ　Ｉｎｃｈ」を開催した。

　同バンドは１９９９年１月に無期限活動停止し、２００９年１月に同所で行われた一夜限りの復活ライブで正式に解散を発表。２０１０年１月に活動再開を発表してから、初の武道館ライブとなる。

　ファン１万人に、楽曲「ミザリー」や「少年」など２６曲を披露。清春（４３）は「個人的には３年前より超しっかり演奏しています」と解散ライブを回想。昨年１１月に発売した、ライブタイトルと同名のアルバムをアピールし「３年前（の解散ライブ）に新曲はなかったんですが、３年後のきょうはアルバムの新曲もある。３年間でお互いいい年になったけど、それでも成長できたという気がして気持ちいいです」とファンと共に成長したことを喜んだ。

　アンコールで、清春は「日本テレビの『ＴＯＫＹＯヒットガール』という番組で曲を作りまして。僕１人では恥ずかしいということで…」と打ち明け、お笑いトリオ・ネプチューンの堀内健（４２）と日本テレビの桝太一アナウンサー（３０）をサプライズゲストとして呼び込んだ。
　堀内が「お前ら、きょうみんな抱いてやる！ついてこいよ！」と絶叫し、堀内が作詞、清春が作曲した楽曲「黒夢がやってきた」を清春と共に初披露すると、会場はひときわ大きな歓声で包まれた。
　温かい反応に堀内は「さすが黒夢のファン！ありがとう」と瞳を潤ませ興奮。枡アナも「『ＴＯＫＹＯヒットガール』はこれからも黒夢を応援し続けます！」と絶叫した。