SUPER EIGHT・丸山隆平、時代劇の舞台に初挑戦 「腹筋も割れ始めてる」トレーニングの成果
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舞台は、1928年のマキノ正博監督による『浪人街第一話 美しき獲物』から始まるサイレント映画シリーズを舞台化した作品。安政時代の江戸の町を舞台に、アンダーグラウンドな浪人たちの物語が描かれています。丸山さんは主人公の浪人・荒牧源内役を演じます。
ゲネプロ終了後の囲み取材では、舞台初日を翌日に控えた心境を聞かれた丸山さんは「スタッフさんと一丸になったものをただ欲張らずに届けるだけかなと、力まない方がいいんじゃないかなと。特に、殺陣だったり、裏での動きも激しかったりするんで。53公演といったらそれぞれの体もありますから、お互い体をいたわりながら、思いやりを持って最後までいけたらなと思います」と意気込みました。
“殺陣”が見どころの1つだという今回の舞台。丸山さんは、殺陣の演技について「自分一人で成り立つものではないので、息の合い具合だったりその日によってきっと違うと思うので人って。細かに確認だったりとかお互いしながら、丁寧にお届けしていけたらなと思ってます」と語りました。
また、丸山さんは稽古での様子を聞かれると「仲良くはしてくれてるんですけど、いまいちつかみ切れてないですね」と不安な様子を見せました。すると、玄理さんは「稽古中でも長テーブルで(丸山さんと)隣の席だったので“ゆで卵のゆで方に自信がある”って言って。私も(稽古に)ゆで卵持ってきてて、ゆで卵交換しようって言ってから仲良くなった気がします」と丸山さんと仲良くなったきっかけを明かしました。
それに対して丸山さんは「(玄理さんとは)ゆで卵の仲です」と宣言。さらに「半熟というか中がトロってしているほうが僕は良きなんじゃないかなって思って」とこだわりを明かし、「この稽古で、ある程度体力をつけなきゃいけなかったりもするので、良質なタンパク質をとるべく、ゆで卵を8個ぐらい一気に作ってそれを日々食べてたんです」と話しました。
また、時代劇の舞台に初挑戦となる丸山さんは、「(練習用の刀を)去年から振ったりしながら、背中にもいい感じに(筋肉が)ついてるんじゃないかなと思うんですけど。腹筋も割れ始めてるんですけど、(劇中衣装は)さらしがあるのでね、おなか見えないんだよね。残念でした」と稽古とトレーニングで体つきが変化したことを明かしました。
演出の一色さんから「痩せましたよね?」と問いかけられると「痩せました。圧倒的に痩せました」と答えました。さらに、記者から「何キロやせた?」と聞かれると「そんな記事にするほどのあれじゃない。脂肪が何キロか落ちて筋肉が付いたんで実質今67キロです。脂肪の分が筋肉になったっていう。ひょんさん(玄理さん)からもらった卵もこの筋肉の一部に入ってると思います」と明かし、会場を笑わせました。
舞台『浪人街』は2月20日から3月16日まで東京・新橋演舞場で上演され、その後3月21日から3月28日まで愛知・御園座、4月2日から10日まで京都・南座で上演されます。