【芥川賞】西南学院大院生の鈴木結生さん「ゲーテはすべてを言った」初めてのノミネートで受賞
芥川賞・直木賞の選考会が15日開かれ、芥川賞に福岡市の西南学院大学大学院に通う鈴木結生(ゆうい)さんの「ゲーテはすべてを言った」が選ばれました。
鈴木結生さん「2日前までインフルエンザで倒れていましてたくさん変な夢を見てこれもその続きなんじゃないかと疑っています」
鈴木結生さんは、福岡市の西南学院大学大学院に通う23歳。
受賞作の「ゲーテはすべてを言った」はドイツの文豪・ゲーテの研究者である主人公が自分の知らないゲーテの言葉と出会いその原典を探し求める物語です。
鈴木さんは西南学院大学4年生の時に「人にはどれほどの本がいるか」で林芙美子文学賞佳作を受賞、芥川賞は初めてのノミネートで受賞となりました。
鈴木さんは「自分は古くて新しい愛の物語を書く者でありたいが、技術が足りないところがあるので絶えず勉強していきたい」と話していました。
最終更新日:2025年1月16日 6:11