石川で能登半島地震を経験 熊本出身の金属造形家と陶芸家の作品展
能登半島地震を経験した熊本県出身の作家2人の作品展が、熊本市の県伝統工芸館で開かれています。
会場には、シルバーを使ったネックレスや指輪などのアクセサリー約200点と、石川伝統・九谷焼の器やカップなどの磁器約180点が並んでいます。作品を手がけたのは、熊本市出身の金属造形家、小早川眞理子さんと、山鹿市出身の陶芸家、藤﨑千尋さんです。
石川県在住でものづくりを通して出会った二人は、ともに県立第二高校の卒業生ということが分かり意気投合しました。今年1月に発生した能登半島地震では、幸い自宅に大きな被害はなかったものの、当時の状況は…。
■陶芸家 山鹿市出身 藤﨑千尋さん
「揺れている最中はすごく怖かった。熊本地震の事を思い出しました」
■金属造形家 熊本市出身 小早川眞理子さん
「元気で頑張って私たちも作品づくりをしていることをみなさんに見ていただきたい」
2人の「里帰り展」は4月29日まで開かれています。