世界遺産の魅力伝える 南砺市と岐阜県白川村がメタバース体験などのウェブサイト開設
世界遺産の合掌造り集落の魅力を伝えようと、南砺市と岐阜県白川村が、世界遺産をデジタルで体験できるウェブサイトを開設しました。
公開されたウェブサイトでは、五箇山や白川郷の合掌造り集落の歴史や世界遺産としての価値などが紹介されています。
サイトの目玉は仮想空間の「メタバース」です。
合掌造り集落を再現し、自らの分身となるキャラクターを使って集落内を散策できるほか、ユーザー同士で音声通話やチャットでのコミュニケーションをとることができます。
五箇山と白川郷は、あわせて年間およそ280万人の旅行者が訪れています。
これまでは魅力を伝える施設やコンテンツの整備が課題となっていて、予算や人員を抑えながら世界遺産の魅力を発信しようと今回、南砺市と白川村が協力してサイトを開設しました。
今後はサイトの多言語化や仮想空間ならではのイベントの開催も検討するということです。