<”豪商”の正月を再現>『齋理屋敷』で企画展 「年を重ねるごとに磨かれた美しさと荘厳さ…」(宮城・丸森町)
かつての豪商のお正月の暮らしを再現した企画展が、宮城・丸森町の『齋理屋敷』で開かれている。
『齋理屋敷』は、江戸時代から昭和初期にかけて呉服商や醸造などで栄えた豪商の住まいで、1986年に町に寄贈された。
豪商の正月を再現した企画展「齋理の歳迎え」では、家紋が入った角樽や縁起の良いエビが描かれたさかずき、金の蒔絵が施された豪華なお椀などおよそ50点が展示されている。
齋理屋敷・芳賀桃花さん
「年を重ねるごとに磨かれた美しさと荘厳さ、日本文化の深い精神を味わうことができます」
また『齋理屋敷』の雑煮の材料も紹介されている。
スルメやセリなどが並ぶが、赤字を嫌って赤いニンジンは入れなかったという話が残されている。
この企画展は、1月19日まで開かれている。
最終更新日:2024年12月17日 16:33