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<干す時にできる穴が”へそ”のよう>小学生が地区に伝わる保存食『へそ大根』作り体験(宮城・丸森町)

2025年1月16日 16:28
<干す時にできる穴が”へそ”のよう>小学生が地区に伝わる保存食『へそ大根』作り体験(宮城・丸森町)

宮城・丸森町の小学生が、町内の筆甫地区に伝わる保存食「へそ大根」作りを体験した。

ふるさとの食文化を学ぼうと筆甫地区にやってきたのは、丸森小学校の4年生およそ50人。

子どもたちが作るのは、この地区の伝統的な保存食「へそ大根」。
ダイコンを干す際にできる穴が「へそ」のように見えるのが、その由来だ。

材料のダイコンは、子どもたちが種をまき去年11月に収穫した。

子どもたちは、地元の生産者に教わりながら茹でて柔らかくなった輪切りのダイコンを丁寧に串にさしていった。

その串を棚にかけて1か月ほど寒風にさらすと、甘みが増しおいしい「へそ大根」が出来あがる。

児童
「自分が育てたのが、ちゃんとへそ大根になって嬉しいと思いました」
「みんなに食べてもらえると思うと、嬉しいです。甘くおいしくなってほしいです 」

「へそ大根」は2月下旬に出来上がり、子どもたちが自宅に持ち帰って家族で味わうという。

最終更新日:2025年1月16日 16:28
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