明治時代の最先端の科学技術にスポットを当て、急速に近代化を推し進めていく明治日本の姿を伝える展覧会が松山市で始まります。

坂の上の雲ミュージアムであす始まるのは「『坂の上の雲』にみる明治の最先端-近代化への道-」です。

ミュージアムでは毎年テーマを変えて企画展を行っていて、今回は小説「坂の上の雲」から読み解く明治時代の日本の近代化に焦点を当てた展示品が並んでいます。

中には、佐賀県の気象台で使われていた真空技術を利用して気圧が計測できる、当時としては最先端の気象観測機器なども展示されています。

また、正岡子規が列車で上京する際に上を通ったとされるレールの一部など初公開のものも含め、企画展ではおよそ100点が1年間で展示されます。

この企画展は、坂の上の雲ミュージアムで来年の3月まで開かれています。