俳優の本木雅弘さん（59）が映画『TOUCH／タッチ』の公開記念舞台挨拶に登場。親子役で共演したKōki,さん（21）とのエピソードを語りました。

Kōki,さんとの共演について聞かれた本木さんは「共通の知人がおりまして、その方が主催する新年会とかお餅つきとか、パーティーの席で幼少の頃から Kōki,さんを知っていて、そういう意味では本当に我が子を見るようなまぶしい気持ちで見守っていました」と長い付き合いであることを明かしました。

また、本木さんはKōki,さんに驚いたことがあったそうで「ロンドンで初めての本読みっていうのが急に言われて。そのときに Kōkiさんがセリフを全部暗記していて、それに驚いて“パパスタイルなんだね”って。お父様も本読みの時から完璧に入れてるってウワサを業界内で聞くのでそういうことか…って思ったりした」と話し、会場を笑わせました。

Kōki,さんは本木さんとの共演について「ものすごく尊敬する方の演技を間近で見ることができて幸せ。たくさん学ばせていただきました」とコメント。すると、すかさず「でもね、“パパに電話してる”って言ってましたよ」と暴露。会場を和ませました。

『TOUCH／タッチ』（公開中）は、初期の認知症となった主人公・クリストファーが、50年前に突如、姿を消した恋人の謎を追うラブストーリー。クリストファーをアイスランドの俳優でシンガーのエギル・オラフソンさんが演じ、その若き日の恋人・ミコ役をKōki,さん、ミコの父役を本木さんが務めています。