港町として栄えた昔ながらのまち並みを華やかなひな飾りで彩る「引田ひなまつり」が、今日（27日）から香川県東かがわ市で始まりました。

　昔懐かしい家の中を覗くと、圧倒されるほど豪華なひな飾り。東かがわ市の引田地区で始まったのは、古いまち並みの民家など60軒にひな飾りが並ぶ恒例のイベントで、初日から多くの人が訪れました。

　ワケギとハマグリのお供えに、地域伝統のお菓子「うずまき」と豪華に飾るのが「引田飾り」の特徴です。今年は瀬戸内国際芸術祭夏会期の会場にもなることから、「アート」もテーマに。芸術祭にも参加する大学の共同プロジェクトは、市内の企業や個人、空き家から集めたもので飾りました。

　引田ひなまつりは来月（3月）3日まで開かれ、2日にはプロジェクションマッピングを初めて取り入れたライトアップも行われます。