厳しい残暑が続く中、高松市のお寺ではハギの花が見頃を迎え、参拝者に秋の訪れを告げています。

　枝先を鮮やかに覆う可憐な花。虫達も忙しそうに飛び回っています。高松市塩江町の最明寺では、およそ500株のハギの花が咲き誇っています。萩寺として親しまれるこのお寺、夏の様な暑さとなった今日（18日）も、多くの人が訪れていました。

　今年の開花は今月（9月）10日頃と、例年より一週間ほど遅くなりましたが、暑さを耐え抜いた伸びの良い枝に、たくさんの花芽がついています。時折、山から吹く涼しい風と共に秋の気配を感じられる最明寺のハギの花は、今月いっぱい楽しめるということです。