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駅舎の思い出を絵に・・・JR讃岐財田駅で中学生スケッチ大会

2024年5月8日 18:41
駅舎の思い出を絵に・・・JR讃岐財田駅で中学生スケッチ大会

 思い出の駅を自らの手で絵に残します。駅舎の解体が決まっている香川県三豊市のJR讃岐財田駅で、地元の中学生達によるスケッチ会が行われました。

 JR讃岐財田駅には、和光中学校の2年生およそ30人が集まりました。

 讃岐財田駅は1923年に開業し、今年で101年。老朽化に伴い建て替えられることが決まっていて、8日から解体の準備が始まりました。中学生達は思い出の駅舎を絵に残そうと、真剣な表情でペンを走らせていました。

(中学生は)「遠足で使いました。無くなるのちょっと寂しい。」「毎週の様にこの駅を使っていたので、思い出はけっこうあるおばあちゃんの家から帰るとき、ここから(家に)帰っていくので。複雑な気持ち。書いているやつが無くなるので。」「遠足の時(に乗った)アンパンマン列車をめっちゃ覚えています。100年くらいあるからタブノキも綺麗だし、写真より絵の方がいきいきとして楽しいです。」

 樹齢700年と言われるタブノキと共に、多くの住民に愛されてきたJR讃岐財田駅。中学生達による思いのこもったスケッチは、15日から財田町公民館で展示されます。

(地名は「さいた」駅名は「さいだ」)

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